基本情報
内容詳細
伊賀者の子孫・鹿間狸斎は四十で家督を子に譲り、草深い奥州、笹野に住み着いた。しかし、静かに暮らしたいという願いとは裏腹に、様々な難事件が降りかかる。天下一の勇士と呼ばれた男の差料を巡る騒動を描く「鬼切丸」他、狸斎の活躍を余さず活写する八篇。
【著者紹介】
高橋義夫 : 昭和20(1945)年千葉県船橋市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。月刊誌の編集者を経て、執筆活動に入る。平成4年『狼奉行』にて直木賞(第一〇六回)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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