復讐の聖女 角川スニーカー文庫

高橋祐一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041068632
ISBN 10 : 4041068630
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
292p;15

内容詳細

十五世紀フランス。火刑台に散ったはずのジャンヌ・ダルクは蘇った。自分を陥れた者たちに復讐するために―。ジャンヌの処刑裁判で書記官を務めた青年ギョームは、罪なき彼女を救えなかったことを悔やんでいた。「あの裁判の不正を、俺は正さなければならなかった…なのに」懴悔に訪れた礼拝堂で、ギョームは蘇ったジャンヌに出会う。“真実を語らせる力”を見込まれ、ジャンヌを敗北へ導いた裏切り者を探すことになったギョームだが、彼女の復讐は凄惨で―「次の相手を早く殺せ、という神の声が聞こえるのだ」不死身の聖女と、真実を求める青年の、復讐と贖罪の物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    火刑に処され死んだジャンヌダルク。これは異端の濡れ衣を着せられた彼女が復讐の為に蘇り、裏切り者を探す旅に出る物語。前作もそうだったけど、この作者さんの描く歴史物語は大変よくできている。巻末の参考文献を見れば分かるように、史実に忠実に作られており、そこに魔術と聖女の復讐という独自の要素を加える事で、普通の歴史譚では味わえないダークな読み応えもある。ジャンヌの復讐に隠された真意と、普段の彼女とのギャップもこれまた素晴らしい。派手さこそないけど、読ませる力は十二分にある。そんな作品だと思う。弱点はキャラか。

  • よっち さん

    自分を陥れた者たちに復讐するため蘇ったジャンヌ・ダルク。そんな彼女に【真実を語らせる力】を見込まれた書記官のギョームが一緒に敗北へ導いた裏切り者を探す旅に出るダークファンタジー。不死身な一方でどこか抜けている食いしん坊なジャンヌと、従者オーヴィエットを交えた三人で旅する中で彼女を見極めようとするギョーム、明らかになってゆく復讐を誓うジャンヌの真の目的。恩人へ冷徹になりきれず苦境に陥る展開に彼女の複雑な心情が垣間見えますが、彼女を導いたものの正体も気になりますし、この旅の行方を最後まで読みたいと思いました。

  • むっきゅー さん

    戦うシスターっていいですよね。ギャップ萌えの一つの到達点かと。さて本作、火刑で殺されたジャンヌダルクが甦り、自分を陥れた裏切り者を探すミステリー風ファンタジー。主人公は異端裁判官のギョーム。偽りの裁判からジャンヌを守れなかったことを後悔し、甦ったジャンヌを今度こそ守り抜くと誓う。史実をベースにしつつ、魔術が実在する世界観というラノベ的な要素がうまく噛み合い、とても面白い作品に仕上がっている。そしてジャンヌがとても可愛い。復讐心に燃える強い女性の面と、どこか抜けた性格のギャップが萌えます。イラストもいいね。

  • た〜 さん

    なぜか表紙が「生存戦略♪」のペンギン妹を連想してしまう。閑話休題。エグい、そして面白い。ただ種明かしがちょっと早めかな。復讐は終わっていないので今後の展開が楽しみ。ロリ従者の出番をもっと

  • まるぼろ さん

    15世紀フランス、3年前に火刑にて処刑された筈のジャンヌ・ダルクがルーアン異端裁判所筆頭書記官、ギョーム・マンションの前に現れ、復讐のために蘇ったと言い…と言う所から始まるお話です。真実を知りたいと言いつつも終盤までギョームが頼りない感じがする嫌いがありましたが、オーヴィエットの決意を前にしてからはそんな感じもだいぶ拭えて面白く読む事が出来ました。オルレアンに出てきたジル・ド・レは予想通りな青髯さんでしたね…w 復讐と言いつつ真実を割らせてから生き返らせている辺り、文字通りの復讐劇とは→

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高橋祐一

世界史大好き系ライトノベル作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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