文豪の家 家を知れば文学が見えてくる

高橋敏夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784767830179
ISBN 10 : 4767830176
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
172p;21

内容詳細

文豪たちの創作の拠点となった家、36軒を詳しく解説。編集者と打ち合わせを重ねた応接間、愛猫と過ごした縁側、執筆部屋から、さらには文豪たちが愛用した万年筆、家具に至るまで、作品に影響を与えた「家」にまつわるさまざまなモノを写真とイラストで掲載。文豪の家を知ることで、名作の新たな一面がきっと見えてくるはずです。

目次 : 太宰治 滅びゆく「家」への哀感/ 夏目漱石 家を選ばず、終生借家住まいであった/ 石川啄木 不満足の中の満足の深い味/ 江戸川乱歩 妖気をまとう幻影の城/ 松本清張 「夢の城」の中の簡素な仕事場/ 吉屋信子 少女小説の女王は「尼寺」を望んだ/ 有島武郎 愛の果ての最期は軽井沢の庵/ 井上靖 森羅万象と生の交感を続けた家/ 北原白秋 感受性を醸成した「暗がり」/ 国木田独歩 悲しみの音調に耳を傾けた場所〔ほか〕

【著者紹介】
高橋敏夫 : 文芸評論家・早稲田大学文学部教授。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院博士課程満期退学。近現代日本文学専攻。『戦争×文学』全20巻の編集委員

田村景子 : 和光大学表現学部准教授。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院博士課程修了。近現代日本文学専攻。学術博士(早大 2012年)。アニメ・現代演劇評論も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えも さん

    未だ「文豪ストレイドッグス」が世に出る前、文豪なる表現が死語に近かった2010年代初頭に企画された本書は、だからこそ昨今の手垢にまみれず、むしろ新鮮な感覚で文豪の暮らしを感じることができるのだ。

  • 山猫 さん

    らなんさんから。「家」として保管保存されているもの、「記念館」として利用されているもの、いろいろあるが、個人的には「有島武郎」のあの家がインパクトがありすぎました。

  • らなん さん

    松本清張さんの部屋を見てみたかったのですが、整理された書庫の本の量は、すごかったです。他の方も、間取り・写真付きで、楽しかったのもあれば、何か出て来そうで、怖い感じがする家屋もありました。地元出身と初めて知る方もいて、勉強にもなりました。

  • 組織液 さん

    ここに紹介されている家で訪れたことのあるものは、盛岡にある石川啄木の「新婚の家」と鎌倉にある「吉屋信子邸」くらいでした。今後に観光してみるなら長野の軽井沢にある有島武郎の「浄月庵」、松江の「小泉八雲邸旧邸」、長野にある柳田國男の「奇談書館」、熱海にある坪内逍遥の「双柿舎」あたりですかね。

  • 世玖珠ありす さん

    太宰治や森鷗外のように、恵まれた環境に生まれた作家は本当に稀で、ほとんどが借家どころか間借りの繰り返し。 「戦後」という時代もあったからだとは思うけれど、締め切りに追われてのホテルでの「缶詰め状態」は、逆に天国だったのでは?と思えてしまう。

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高橋敏夫

文芸評論家・早稲田大学文学部教授。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院博士課程満期退学。近現代日本文学専攻。『戦争×文学』全20巻の編集委員

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