CD

『道行く人よ、道はない〜ギター作品集』 笹久保伸

高橋悠治(1938-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALCD104
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

道行く人よ、道はない〜高橋悠治:ギター作品集
笹久保 伸


音楽の根源へのたゆまぬ思索によって、音楽に静かな衝撃を投げ続ける音楽家・高橋悠治の最初期作から最近作までを一望のもとに聴かせるギター作品集。ギター界のみならず現代音楽界、果ては現代芸術界全体を大きく揺るがす鬼才・笹久保 伸とのコラボレーションによって、音が情報として氾濫する現代においてなお生命を保ち続ける音楽への大きな問いが立ち現れる。音楽はいまどこにいるのか、これからどこに進むのかを深く問いかける一枚。(ALM Records)

【収録情報】
高橋悠治:
1. 柳蛙五句 (2014)
2. 安戸麦打唄(秩父民謡/高橋悠治編曲)(2014)
3. ギター (2013)
4. 道行く人よ、道はない (2011)
5. 重ね書き (2009)
6. さまよう風の痛み (1976/ arr.1979)
7. しばられた手の祈り (2014)
8. ジョン・ダウランド帰る (1974)
9. メタテーシス 2 (1968)


 笹久保 伸(ギター、歌、朗読)
 ティモシー・ハリス(朗読:8)

 録音時期:2015年1月27,28日
 録音場所:神奈川県、相模湖交流センター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【高橋悠治(作曲) Yusi Takahashi, composer】
1974〜76年、音楽雑誌「トランソニック」編集。
1976年から現在まで、画家・富山妙子と映像と音楽による物語を共作。
1978〜85年、水牛楽団を組織し市民集会で演奏。月刊「水牛通信」発行。
1991〜2006年、日本の伝統楽器と声のための作品。
2012年、波多野睦美(声)、栃尾克樹(バリトン・サックス)と「風ぐるま」結成。バロックと新作の演奏。
著書:「音の静寂静寂の音」(平凡社)「きっかけの音楽」「カフカ 夜の時間」「カフカノート」(みすず書房)

【笹久保伸(ギター、歌、朗読) Shin Sasakubo, guitar, vocals & recitation】
1983年生まれ。おもに現代音楽とアンデス音楽を演奏するギタリスト。日本でクラシックギターを学び、その後ペルーに在住。アンデスの農村で音楽を採集調査しながらギタリストとしてイタリア、ギリシャ、ブルガリア、アルゼンチン、チリ、ボリビア、ペルーなどで公演。2008年頃からアート運動・秩父前衛派の活動をはじめ、音楽、映画、美術、演劇、詩、写真など様々な文脈で活動。2015年までにCD22枚と映画3作品を発表。作曲家の高橋悠治、Sylvano Bussotti、Carlo Domeniconi、杉山洋一らの新作を初演している。

【ティモシー・ハリス(朗読) Timothy Harris, recitation】
『エドワード3世』の日本初演を含む、多くのシェイクスピア劇の上演に演出家、俳優として携わる。東京で数多くの現代英語劇に出演する他、演出も行っている。NHKのドラマ『白洲次郎』ではマッカーサー元帥役を、また『龍馬伝』ではペリー提督役を演じた。また、東京ではモンテヴェルディのオペラ『オルフェオ』を指揮した他、新国立劇場のブリテン『ピーター・グライムズ』、ウォルトン『ベルシャザールの饗宴』、エルガー『海の絵』上演に際して、日本の合唱団やソリストのための英語ディクション指導を担当した。(以上、ALM Records)

内容詳細

高橋悠治のギター作品を集めたこだわり確かな一枚。前半は笹久保のために作られた近作、後半は80年代以前の作品で、この作曲家が辿ってきた道筋を遡って俯瞰する仕立て。作曲法も思いの向きも大きく変化しているが、音に対する耳の寄せ方は変わっていない。聴き易くはないが耳がじっくりと開く。★(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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