陸軍特別攻撃隊 2 文春学藝ライブラリー

高木俊朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168130786
ISBN 10 : 4168130789
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
592p;16

内容詳細

昭和19年11月、比島には八紘隊、一宇隊、靖国隊など新たな特攻隊が次々と投入された。大本営は実態とかけ離れた戦果を発表し、国民を欺いた。“処刑飛行”を強いられた“生きた軍神”、重爆特攻の悲劇、動揺する四航軍司令官…陸軍特別攻撃隊の真実の姿を描く記念碑的作品第2巻。

目次 : 赤い翼灯/ 英霊顕彰/ 生きている軍神/ 八紘隊と靖国隊/ 十機十艦に命中/ 特攻諸隊前線へ/ 敵中に胴体着陸せよ/ 鉄心隊・護国隊・勤皇隊/ 二度目の戦死/ 重爆特攻の悲惨/ 自殺攻撃に出発します/ さまよう神々/ 正常と異常の間/ 処刑飛行

【著者紹介】
高木俊朗 : 1908(明治41)年‐1998(平成10)年。東京生まれ。1933年早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。42年陸軍航空本部の映画報道班員として、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。45年鹿児島県の知覧航空基地に転属。戦記作家として執筆活動をはじめる。54年映画「白き神々の座―日本ヒマラヤ登山隊の記録」(演出)でブルーリボン賞受賞。75年『陸軍特別攻撃隊』で菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • CTC さん

    全3巻の2。米軍のレイテ来襲以降、陸軍機による特攻も常態化。2巻には4航軍冨永の下での特攻隊の実状が描かれる。冨永は一隊ごとに自ら名を付け、恩寵のタバコや酒を勧め、涙を流しながら訓示し、下士官らにも細かく声を掛けた。何度も死なずに帰ってきた著名な佐々木伍長(跳飛で戦果を重ねている)には「なんどでも帰ってこい」とも声を掛けている。また…戦力の不足する中で、レイテにて苦しむ地上部隊に対する空中補給などの“徳義”を、優先して行なっている。 なんだが…冨永は「特攻隊ヲミズカラノ慰安トシ」…そういう事なのです…。

  • じゃますけ2 さん

    陸軍特別攻撃隊の各隊(富嶽隊、万朶隊、八紘隊、靖国隊など)の行動がつぶさに描かれる。この第2巻に佐々木友次伍長が何度も特攻から生還し、上長である猿渡参謀長からしつこく死ぬことを命ぜられる記述が表される。当時の日本軍の絶対命令に対して、多くは従ったが全ての軍人が従ったのではないことが明らかにされている。以下第3巻へ。

  • もりみー さん

    特攻隊も含めた犠牲の上に今の平和があることを忘れてはいけないと思いました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高木俊朗

1908(明治41)〜98(平成10)年。東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。戦時中、陸軍報道班員として、中国、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。従軍記者の経験をもとに、インパール作戦の悲惨さを明らかにして、軍指導部の無謀さを告発することを決意。49年無

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品