衆愚の果て 幻冬舎文庫

高嶋哲夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344419308
ISBN 10 : 4344419308
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
326p;16

内容詳細

無職の二十七歳、大場が衆議院議員になった。二千万円超えの年収、都心の一等地に立つ宿舎、海外視察費約二百万円など、特権を手にして歓喜する。だが、多すぎる議員数や手厚い議員年金など、自身の身を削らずに国民にばかり負担を強いる政治家に次第に嫌悪感を抱き、自ら制度改革に動き出す…。政界の実態を抉る痛快エンタテインメント。

【著者紹介】
高嶋哲夫 : 1949年、岡山県玉野市生まれ。94年「メルト・ダウン」で第1回小説現代推理新人賞、99年、「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • まつうら さん

    かつて、小泉チルドレンとか小沢ガールズと呼ばれる新人議員が跋扈していたことがあったが、彼らの視点を通して、国民と国会議員の愚かさを見せつけられる作品。民主主義を制するのは数。だから、議員は数を集めるためにカネを使う。でも国民はそんな金権政治から目を背ける。そして国民が見てないことがわかると、議員は政治をおろそかにして選挙対策ばかりやっている。わかっていても、げんなりしてしまう悪循環。でも、これを打破する方法がひとつだけあって、それは議員定数を大幅に減らすこと。大場大志みたいな議員がどこかにいないだろうか?

  • タルシル📖ヨムノスキー さん

    高嶋哲夫さんが描く政治小説。暴走族上がりでプータローだった主人公が、たまたま見つけた政党の候補者募集に応募。合格し、比例区で当選するところから始まる物語。昔選挙の手伝いをさせられたことがあって、その当時は無所属でほとんど発言権がないのに、必死になって票を集める理由がわからなかったけど、これだけの議員特権があれば、それは多少無茶もするよね。物語の中で「ファーストフード店の店員でも政治家はできるけど、政治家にファーストフード店の店員はできない」みたいな例えがあって、妙に納得。モデルはやっぱり○村●蔵さん?

  • しょーくん@本棚再編中 さん

    ★★★★★★☆☆☆☆国会版「もしドラ」って感じですかね。出来過ぎの展開ですが、これはこれでアリな気がします。

  • ブランドのアーメン さん

    それなりにエンターテイメント。

  • 小説を最初に書いた人にありがとう さん

    政治家になるのも悪くないかなと思わせる。若い頃に読んだら勘違いしてしまいそう。 モデルは杉村泰蔵だろうか。 逆に信念のある政治家は応援したくなった。 今なら進次郎かな。ミーハーか。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高嶋哲夫

1949年、岡山県生まれ。慶應義塾大学工学部卒。同大学院修士課程修了。日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。1979年日本原子力学会技術賞を受賞。94年、『メルトダウン』(講談社)で小説現代推理新人賞、99年、『イントゥルーダー』(文藝春秋)でサントリ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品