沖縄コンフィデンシャル ブルードラゴン 集英社文庫

高嶋哲夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087455496
ISBN 10 : 4087455491
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
440p;16

内容詳細

那覇市内のレストランで、突然倒れた米兵から、新種の危険ドラッグの陽性反応が。偶然、現場に居合わせた反町、赤堀、ノエルの沖縄県警同期の3人は、捜査に乗り出す。だが、薬物事件は海を越え、東京でも続々と発生。そして、20年前に忽然と姿を消したノエルの父である元海兵隊員が捜査線上に浮上するが…。死をも招く危険ドラッグの全国への蔓延を阻止できるのか。好評の沖縄県警シリーズ!

【著者紹介】
高嶋哲夫 : 1949年岡山県玉野市生まれ。慶應義塾大学工学部卒業、大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。79年、原子力学会技術賞を受賞。94年「メルトダウン」で第1回小説現代推理新人賞を受賞。99年、「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 酔拳2 さん

    沖縄コンフィデンシャル第二弾!沖縄機密ってことかな?今回は第一弾から布石のあったノエルの父親にまつわる話。生きてるだろうなとは思ったが、こんなにワルかよ!使用すると凶暴性を増すドラゴンソードを巡って、主人公の反町と準キャリアの赤堀のコンビ、さらには警視庁の秋山、そしてノエルの関係性がいい感じ。そして反町にロマンスも!がその相手がまさかの!今回も面白かった。具志堅と喜屋武の過去も気になるなー。多分いずれ描かれるだろう。

  • ノンケ女医長 さん

    ある警察官の肉親を警察が追う。とても緊張を強いられる内容。社会構造を覆す事件で、規模は大きい。沖縄県警察はプライドをかけて、警視庁と協同し事件解決に動く。負傷者が多数出るような発砲事件もあり、薬物による凄惨な結果も描かれ、ハラハラした。ただ、作品の肌理が、やや粗いのではないか。捜査が動くきっかけが、あまりにも唐突。根拠に欠ける情報で動かざるを得ない警察の判断に、大丈夫なのだろうかと何度か懸念してしまった。最後、逮捕されたボスの末路、その娘の心情までも、きちんと描き切るべきだったのでは。今作も残念に感じた。

  • まみか(再登録) さん

    『bananafish』と平衡読みしていたら、ますます恐し。そんな恐いXデイ、、。最近は隣の学区で大麻を所持した中学生が捕まったりしてるから、わりと身近になってきたのかもしれません。京都でも。さ、次ぎは高嶋さんの何を読もうかな。

  • シアン さん

    シリーズ第2弾。前作で不完全燃焼だったものが、本作で解消されるため、前作から読んだ方がより楽しめる。大分時間が空いたせいか、主人公のキャラがなんか違う気がする。個人的には、ノエルの父がもう少し描かれればよかったと思う。

  • アロハ さん

    おもしろかった〜。本屋で見かけて即買い。沖縄県警シリーズ2作目の今回は、かなーりやばいドラッグの話。なかなかのスケール?で話が展開。色んな立場の人が出てくるが、それも沖縄という場所のなせる技?なんて思ってしまう。次作も期待!

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高嶋哲夫

1949年、岡山県生まれ。慶應義塾大学工学部卒。同大学院修士課程修了。日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。1979年日本原子力学会技術賞を受賞。94年、『メルトダウン』(講談社)で小説現代推理新人賞、99年、『イントゥルーダー』(文藝春秋)でサントリ

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