祝祭の日々 私の映画アトランダム

高崎俊夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336062482
ISBN 10 : 433606248X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
315p;20

内容詳細

マニアック&ファナティックな文芸書・映画本を多数手掛ける名編集者による人気連載コラムがついに単行本化!映画から文学へ、文学からジャズへ、そして映画へ―ジャンルを縦横無尽に越境する博覧強記のエッセイ集にして、編集者として出会った神話的人物たちへの愛惜にみちたポルトレ集。

目次 : 第1章 映画と文学のあいだで(イーヴリン・ウォー原作の幻の未公開映画/ パヴェーゼとあるファム・ファタール ほか)/ 第2章 映画、そしてジャズで踊って(天才同士の出会いスコリモフスキとコメダ/ ウディ・アレンとジャズあるいは「いつか聴いた歌」 ほか)/ 第3章 偏愛する映画作家たち(イーリング・コメディとは何だったのか?/ 清水宏の美しい遺作『母のおもかげ』 ほか)/ 第4章 同時代とジャーナリズムと(幻の未映画化シナリオをめぐって/ 伝説の映画批評家、内田岐三雄について ほか)/ 第5章 メモリーズ・オブ・ユー(“愛の欠如を描く詩人”クロード・シャブロルを追悼する/ フランス映画社、そして川喜多和子のこと ほか)

【著者紹介】
高崎俊夫 : 1954年福島県生まれ。編集者・映画批評家。「スターログ日本版」「月刊イメージフォーラム」「一枚の繪」「AVストア」の編集部を経て、フリーランスの編集者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • もりくに さん

    いくつかの雑誌で編集者をした著者が出版社のHPに書いた文字通り「アトランダム」。編集者時代に会った人物、つくった書物、好きな作家、俳優、音楽家を巡る回想。彼の映画批評はあまり出てこないが、繰り返し、現在の映画評論への批判(危機感)が記される。「その時々の流行思想の用語をまぶしただけの、生硬で韜晦なアカデミックな理論書よりも、エイジーやファーバーの映画評論の古典的な名著を翻訳することこそ、今の疲弊しきった日本の映画ジャーナリズムにとって大きな刺激となるはずである」。記号分析のような小賢しい映画批評やら、と。

  • 百草丸 さん

    村上(春樹)さんの80年代前半頃の話(「ふたつの『ノスフェラトゥ』 あるいは村上春樹との映画談義」)が出ているというそれだけの理由で手にした。<LDで小津安二郎の『秋刀魚の味』と『ブレードランナー』を見る会>とか、当時の村上夫妻の様子なども含め、とても満足のいくエッセイだったのだが、それに留まらない面白い本、書き手だ、文体だと感心した。著者のことは全く知らず、どうしてちくま文庫あたりからもっとエッセイが出ていないのか、もったいないことだし、不思議でならない。

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