ブラック・カルチャー観察日記 黒人と家族になってわかったこと P‐Vine BOOKs

高山マミ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906700035
ISBN 10 : 4906700039
フォーマット
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
272

商品説明

等身大で進行形のブラック・カルチャーが見えてくる!
黒人男性を見かけると「ブラザー!」なんて呼びかけていませんか?
黒人はアフロ・ヘアを誇りに思っている、と思い込んでいませんか?
ステレオタイプはもう捨てよう!
シカゴで黒人の夫と暮らし、一般ブラック・ピープルたちの考えや行動、生活習慣を肌で知る著者が、ユーモアとシニカルな視点で書きつづった、アメリカ黒人の本当の姿。
衣食住、教育、音楽、映画、文学、スポーツなどなど、さまざまなテーマにわたり、魅力的だけど不可解なブラック・カルチャーを紹介します。

内容詳細

黒人男性を見かけると「ブラザー!」なんて呼びかけていませんか?黒人は皆、アフロ・ヘアを誇りに思っている、と思い込んでいませんか?ステレオタイプはもう捨てよう!シカゴで黒人の夫と暮らし、一般ブラック・ピープルたちの考えや行動、生活習慣を肌で知る著者が、おどろき、あきれ、ときには笑って、ときには怒り、ユーモアとシニカルな視点でつづったアメリカ黒人の本当の姿。食べもの、住まい、男と女、家族、教育、音楽、映画、スポーツ、政治、犯罪、などなど、さまざまなテーマを通し、いっしょに暮らしてみないとわからない、等身大で進行形のアメリカン・ブラック・カルチャーを紹介。

目次 : 1 日々のくらしから(B・P・タイム/ 頭は悪いのがクール ほか)/ 2 肌の色とともに(異人種間結婚の大きな壁/ アンクル・トムたち ほか)/ 3 音楽とスポーツ(オンチだっているさ/ 「sanger」は最高の賛辞 ほか)/ 4 男のひみつ(お花畑の天然記念物/ 男同士の秘密のあいさつ ほか)/ 5 女のきもち(グッド・ヘアー信仰/ わたしたちの男を盗らないで! ほか)

【著者紹介】
高山マミ : フリーの写真家、ライター。東京・日本橋出身。明治学院大学英文科卒業。写真は植物、建築、人物、風景、ストリートからブツ撮りまでジャンルレス。アメリカベースだが、日本の書籍や雑誌、ショップなどでも活躍中。現在、シカゴアンの夫とともにシカゴ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • TCD NOK さん

    黒人男性と結婚し、黒人文化が色濃く残るシカゴで暮らす作者が、黒人独特の文化を日常生活での視点で面白く紹介。コンサート等イベントは開始二時間遅れが普通。頭が悪いのがcoolなので、勉強できてもできないフリをする。アイスティーの分量は半分が砂糖。黒人に水泳選手がいないのは、経済的理由でなく子供の濡れた頭をまた整えるのが面倒臭いから。今ニュースになっている差別のことも書かれているが、大多数の黒人はアイデンティティと変えられない過去の歴史による諦めを享受しているらしい。悲壮感を持たずに気軽に黒人文化を学べる本。

  • CCC さん

    黒人の黒人らしくなければという意識と、そこから来るはみ出し者に対する不寛容。劣悪な環境。社会の黒人への不公正な扱い(みんなでマリファナを吸っていたら黒人だけ罰される、みたいな)。そりゃあ分断も起こるわなと思った。個人的には生活保護目当てでシングルマザーやってる人が多いのと、黒人女性のヘアセットへの執着は知らない話だった。あと音楽の話が面白かった。黒人界隈における音楽の受容(あるいは拒絶)のレポートみたいに読めた。ポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダーのコラボ曲の嫌われっぷりにはちょっと笑った。

  • nalo さん

    差別心の有無以上に、ほとんど関わる機会のない黒人文化。「頭が悪いのがクール」「白人女性とつきあうと蔑視される」「シングルマザーは蜜の味」など、差別と貧困の再生産の母体となってしまうような価値観や制度の話には驚いた。重い話ばかりではなく、「女性のストレートヘアにかける情熱」や「音痴の黒人もいる」などのトピックも面白い。気負わずにさらっと読めるのでおすすめ。

  • pasta さん

    黒人文化に関する本は何冊か読んで来たけれど、こういう生活の中からの視点で書かれた本は今までなかったのではないだろうか? とても新鮮でいろんな発見あり。心地よく考えさせられるので、何度も読み返したくなる一冊。

  • Risa Shimowada さん

    こういう少し内側に入った、彼らがどういう価値観でどう考えているのか、という情報がとても興味深かった。1人の日本人が見た一面の情報でしかないとは思うが、それでも良かった。 意外に思ったのは、彼らが保守的で外に出ようとしない、文句ばかりで解決させないという所。アグレッシブで自信を持っているイメージだったので。差別されてきた長い歴史や環境要因による不幸な面だと思う。 内容は良かったが、文章が適当というか推敲されてない感じ。ブログで読む分には気にならないだろうが、本になると厳しいなあというのは他の本でもよく思う。

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人物・団体紹介

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高山マミ

東京都に生まれる。フォトグラファー、エッセイスト。明治学院大学英文科に在学中から世界各地四十ヵ国を旅してまわり、卒業後はフリーランスのフォトグラファーとして活動する。2004年、ITコンサルタントでシカゴ出身の黒人男性と結婚。アメリカ在住十五年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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