諸国空想料理店 ちくま文庫

高山なおみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480420527
ISBN 10 : 4480420525
フォーマット
出版社
発行年月
2005年03月
日本
追加情報
:
15cm,228p

内容詳細

熱いまなざしをあびる料理人・高山なおみの処女エッセイ集。旅先で出会った料理を日本で作れば一気にその地へトリップ!心身の疲れも切ない恋も、温かい料理がほぐしてくれる。文庫化にあたり近況を加筆した。レシピ多数。

目次 : 1 祭のごちそう(パーティーより)(真夏がみる夢―トンファン(シーサーズ・コンサート)/ 七面鳥の顔―グリルドターキー(クリスマスのある小さなパーティー) ほか)/ 2 旅のにおいのするごちそう(皿の上のすきま風―シェビーチェ(ペルー)/ 肉より紅く黒よりグロく―チベタンモモ(ネパール) ほか)/ 3 ごちそうの効能(新しい恋のための秘油―自家製ラー油(失恋した時)/ 体が溶けるほど―うどん(体も気持ちも疲れてしまった時) ほか)/ 4 私のだいどこ(厨房より)(料理するしぐさ―きなこクッキー/ 旬の八百屋―ラタトウユ ほか)

【著者紹介】
高山なおみ : 1958年静岡県生まれ。東京・吉祥寺にあった「諸国空想料理店KuuKuu」のシェフを1990年から2002年末までつとめ、その後料理家に専念。現在は書籍、雑誌、テレビなどを活動の場にする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    高山なおみさんは、かつて吉祥寺にあった「諸国空想料理店KuuKuu」(残念ながら今はもうない)のシェフをつとめていた人。これを読んでいると、お店がなくなってしまったことがつくづく残念に思われる。「空想料理」を標榜しているのは、その国や地域にある料理そのままではなく、ケニア料理ならこんなものだろうと想像をたくましくして作った、それらしい雰囲気のものを供するからである。いわば、かつてNHKで放映されていた「妄想日本料理」のような感じといえばいいだろうか。ライブあり、パーティありのほんとうに楽しそうなお店だ。

  • nina さん

    料理家の高山なおみさんが吉祥寺の諸国空想料理店kuu kuuという店でシェフをされていた時のエッセイ&レシピ集。1990年から13年営業していたこの店は学生時代の思い出の場所だった。どこかゆるい空気をまとった空想世界のオアシスのような店内と遊び心あふれるネーミングの多国籍なお料理の数々に刺激を受けながらユーラシア大陸を数ヶ月かけて横断した友人の話を聞いているうちに自分もその気になりヨーロッパ横断の一人旅へ出た。高山さんのエッセイも旅にまつわる話がたくさん。それと恋の話。懐かしく、せつなく、お腹の空く話。

  • ヨータン さん

    このレストランもうなくなってしまったんですね、残念。行ってみたかったです。味だけでなく、においやその国の空気感まで想像できてしまうくらい、食べ物の表現の仕方が上手。

  • T. みぃた さん

    6/15のBook!Book!Sendai「食を味わう」という企画で高山なおみさんの講演を聞いたあと、6/28の一箱古本市で見つけた本☆kuukuu時代の話も語っていたので厨房の熱や匂いが一層伝わってくる!!

  • niz001 さん

    うまそうはうまそうなんだが…。オシャレっぽいのが受け付けないのか?

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人物・団体紹介

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高山なおみ

1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音など、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感から生まれた文章への評

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