江副浩正

馬場マコト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822258689
ISBN 10 : 4822258688
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
550p;20

内容詳細

なぜ彼にだけ見えたのか。なぜ彼にだけできたのか。そして、なぜ彼は裁かれたのか。眩く、影深き稀代の起業家。その孤影を蒼穹に追う。

目次 : 稀代の起業家/ 東京駅東北新幹線ホーム/ 浩正少年/ 東京大学新聞/ 「企業への招待」/ 素手でのし上った男/ わが師ドラッカー/ 西新橋ビル/ リクルートスカラシップ/ 安比高原〔ほか〕

【著者紹介】
馬場マコト : 1947年石川県金沢市生まれ。1970年早稲田大学教育学部卒業。日本リクルートセンター、マッキャン・エリクソン、東急エージェンシー制作局長を経て、1999年より広告企画会社を主宰。JAAA第四回クリエイティブ・オブ・ザ・イヤー特別賞のほか、日本新聞協会賞、ACC話題賞、ロンドン国際広告賞ほか、国内外広告賞を多数受賞。第六回潮ノンフィクション賞優秀作、第五〇回小説現代新人賞、受賞

土屋洋 : 1946年大阪府豊中市生まれ。大阪大学文学部卒。1970年日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社後、採用広告事業、デジタル通信事業、教育研修事業に従事後リクルートスタッフィング監査役、2007年リクルート定年退職。株式会社メンバーズ入社後監査役(2007〜2017)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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江副氏は多くの人にとってリクルートコスモ...

投稿日:2021/04/14 (水)

江副氏は多くの人にとってリクルートコスモス事件で捕まった人というイメージでしょうが、私もご多分に漏れずそうだった。この本は、もちろん事件には触れられていますが、基本的には彼の一生を追っており、起業家としての側面を知ることができ興味深かった。起業を目指す人は読んで損はないと思う。

いえつん さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 修一郎 さん

    リクルートと言えば「リクルート事件」というのが世間のイメージなんだろけども,自分にとってはこぞって入社した大学の先輩後輩がみんな起業してはバリバリの経営者になってしまうというなんとも凄い会社。株と不動産にのめりこんだ時期は江副2号と呼ばれていることを知った。情報産業という新しいビジネスを起こした陽の江副浩正のまま突っ走っていたら,今頃どうだっただろう。人間性を含めひたすら江副浩正という人を描いた重量感たっぷりの本だ。「自ら機会を創り出し,機会によって自らを変えよ」の精神は今も脈々と受け継がれて健在だ。

  • うわじまお さん

    まさに正伝!! 江副さんの出生から、亡くなられるまでの人生を丁寧にたどった一冊。500ページの大作だけど、あっという間に読了。ビジネスに興味がある人なら、どんな人にとっても絶対に面白いはず。おススメです。

  • T2y@ さん

    リクルート出身の方々が評していたのも納得。 功罪両面をここまで畏敬をもって丁寧に描かれた本は、増田氏の木村政彦伝以来。 疑惑の事件は30年前、当時中学生だった私が持っていた江副氏のイメージを大きく覆す、快活なイノベーターの姿がここにはあり、情報産業の片隅で働く今の自分との、微かな縁も感じつつ。

  • Isamash さん

    リクルート出身の馬場マコト及びリクルートを定年退職の土谷洋2017年出版著作。江副が残したリクルート企業文化は素晴らしく日本企業には珍しく羨ましくも感じた。透明で開かれた経営、筆頭株主は社員持株会、つねに組織の新陳代謝に努める、新規事業に果敢に取り組みだれも手掛けぬ事業をやる誇りを持ち続ける、つねに高い目標に挑戦し、個人と組織のもつ脳力の最大化をめざす、徹底した顧客志向により得意先の満足を最大化、個人を尊重し、社内はいっさいの肩書、学歴、年齢,性別から自由であることがリクルートイズム。何故他は追随しない?

  • 小木ハム さん

    リクルート創業者の伝記。社会貢献、個人尊重の意識熱く、その根っこには父譲りの"葉隠"があった。だが立場が高くなるにつれて庶民感覚がマヒしてしまったか、"未公開株の譲渡"は生来の気前の良さが仇となった形(ただ証券業界では普通の事だったそうだ)。富裕者を更に太らせる行為に庶民はカンカン。天才を殺すのは圧倒的多数の凡人だ。12年間、300回を超える裁判。スカラシップOBの大前研一、孫正義が上申書で助け舟を出す場面で泣いてしまった。後年の闇部分は深いが、今現在も慕う人は数知れず、墓前には供花が絶えないという。

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