幸 ハルキ文庫

香納諒一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758439084
ISBN 10 : 4758439087
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
461p;16

内容詳細

不法侵入の通報を受けた海坂署の寺沢恒彦は、早朝、人気のない商店街へと駆けつけた。不法侵入者は、認知症を患う老女だった。新しい相棒・一ノ瀬明子と捜査を進めるうちに、老女には哀しい秘密が隠されていることが明らかになっていく。やがて現在と過去の殺人事件が複雑に絡み合って…。出世コースから外れた理由ありなふたりが、ささやかで愛しい「幸せ」と人間の尊厳を守るために難事件に挑む、著者渾身の長篇警察小説、遂に文庫化。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • RIN さん

    ハードボイルド作家の警察小説はやっぱりハードボイルドだった(笑)。ページも十分に費やし丁寧に緻密に描かれる。地方警察も御多分にもれず(いや地方だからこそ?)組織の力学で捜査が左右されるが、そこはきっちり昔気質の老刑事やら正義感溢れる若手刑事がちゃんといて・・・。組織の小説だから、何だか寂しさ切なさ孤独感漂う本筋の香納さんペースではないが、これはこれで美しい警察小説。オーソドックスなのに古い感じがしないところもまた良し。

  • Syo さん

    なかなか。 う〜む。

  • Syo さん

    なかなか。 う〜む。

  • tom さん

    ずいぶん久しぶりに読んだ香納さん。内部告発した女性刑事出産間際と同じく外れ者にされた中年刑事の活躍物語。とりあえず面白く読んだのだけど、登場人物はどこかで見たことがあるようなキャラクター。そうなんですね、そんなふうに物語は展開するのですよねと、お決まりのパターンの安心感で読ませる物語でした。

  • 尾塚 さん

    面白かった!著者の警察小説は迫力があって読み応えがありますよね。中年のヒラ刑事と妊婦の女性刑事のコンビ。迷子になった認知症の老女を発見。その現場で白骨遺体も発見。老女と白骨遺体の関係は?妊婦の女性刑事なんて面白い設定ですよね。未解決事件が二重にも三重にも重ねあって引き込まれますよね。満足満足。楽しめました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

香納諒一

1963年、神奈川県生まれ。91年、「ハミングで二番まで」で小説推理新人賞を受賞。99年、『幻の女』で日本推理作家協会賞を受賞。主にハードボイルド、ミステリー、警察小説のジャンルで旺盛な執筆活動をおこない、その実力を高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品