放課後は、異世界喫茶でコーヒーを 富士見ファンタジア文庫

風見鶏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040723105
ISBN 10 : 4040723104
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
283p;15

内容詳細

魔法の息吹がかかったアイテムや食物が産出される『迷宮』。これを中心に栄える迷宮都市の外れに佇む一軒の喫茶店では、この異世界で唯一コーヒーが飲める。現代からやってきた高校生店主ユウが切り盛りするこの店には、コーヒーの芳しい香りにつられて、今日も喫茶店グルメを求めるエルフやドワーフ、冒険者たち、そして街の有力者までもが“常連”として足を運ぶ。近所にある魔術学院に通う少女リナリアもそのひとり。まだ、コーヒーは甘くしないと飲めないけど、ユウがいるこの店の雰囲気がお気に入り。でも、ライバルの女の子たちは他にもいて?恋のスパイスが効いたおいしい物語を異世界喫茶からお届け。

【著者紹介】
風見鶏 : 1991年山口県生まれ。第1回カクヨムWeb小説コンテスト“特別賞”を『放課後は、異世界喫茶でコーヒーを』にて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スズ さん

    迷宮都市の片隅で自慢の珈琲と異世界の料理を提供する喫茶店を営む異世界召喚者のユウは、エルフやドワーフ、冒険者といった様々な客達に憩いの時間を提供していた。そんなある日、魔術学院に通う女生徒リナリアという少女と出会い、彼女に一杯の珈琲を振る舞うのだが……。珈琲の魅力を知って貰おうと奮起するユウでしたが、一部の常連にしかその美味しさを理解して貰えない様子を見て、彼を応援したくなりました(リナリアのようにカフェオレならOKという常連がいてくれて良かった)。ユウの喫茶店が皆の帰りたい家になっていく姿に惹かれました

  • まりも さん

    異世界に召喚された少年が開いた喫茶店に訪れた人々とともに穏やかな時間を過ごす物語。派手なバトルも胸がワクワクする冒険もないけど、穏やかでゆっくりとした日常がある。この作品を読んでるとまるで自分も喫茶店にいるかのような気分になりますね。心が癒されるわ。ちょっとしたラブコメもあるし、ほっこりするのに最適な1冊かもしれん。8年前にこれだけのクオリティの異世界食モノストーリーを生み出すとか作者さんの先見の明はすごいですね。恋模様も気になるし、続きがあるならコーヒー片手に読んでみたい。

  • オセロ さん

    異世界に迷い込んだ少年・ユウが営む喫茶店で紡がれるハートフルストーリー。 右も左も分からない世界で挫折したり家族に会えない寂しさもありながら創意工夫の甲斐もあって、ふと訪れたユウの喫茶店が心安らぐ場所から大切な場所へ、そして帰る場所へと変わっていくとは何と素敵なことでしょうか。そんなユウが大切なお客さんに送ったサプライズプレゼントで生まれた恋の予感。これは続きが楽しみです。

  • ばたやん@かみがた さん

    料理店、外科医、噺家、薬局…。異世界○○、色々あれど「喫茶店」は盲点だったのでは。現世から来た高校生マスター・ユウと孤独な優等生リナリアとの交情がメインに描かれているが、あっさりめで物足りない。リナリアの学校でのエピソードを同級生アイナに語らせる等、他のキャラクター使う工夫が欲しいところ。ウサギの顔役には意表を突かれた。モフりたい。

  • サケ太 さん

    なにがなにやら分からぬまま異世界に放り込まれた少年は縁により、かつての世界との絆として喫茶店を経営する。コーヒーを飲む習慣のない世界で、人々との交流。自分を大切に思う人々、自分が大事だと思う人々。いつの間にか作られた大切な関係。和やかで優しい世界。雰囲気は好き。

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1991年、山口県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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