クトゥルー・オペラ 邪神降臨 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ

風見潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798830247
ISBN 10 : 4798830240
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
492p;19

内容詳細

太古の昔、地球を支配していたのは異形のものたちであった。宇宙の底、虚無の深淵で長い眠りからアザトートは目覚めた。“旧き神”の手で知性の全てを剥奪されたアザトートの脳裏に浮かんだのは「―その星を、いま一度、この手に」であった。1997年、世界各地では異形のものたちが邪神の復活を前に蠢き始める。邪神たちを迎えうつために選ばれし7組の双子たち。果たして彼らは人類を、地球を、救うことができるのか!

【著者紹介】
風見潤 : 1951年生まれ。推理小説・SFなどの翻訳を中心に活躍していたが(初期は本名でも翻訳活動を)、1970年代後半からはこれらのジャンルの創作も開始した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 海猫 さん

    文庫本四冊分を一冊にまとめた、合本なので読むのに時間が掛かるかと思ったら、一気に読めてしまった。世界各地の異変や各登場人物の行動を描いていく語り口が、ものものしく壮大な魔大戦の予感がして気分が出る。復活した邪神を迎えうつべく集結する7組の双子たち。主に超能力で闘うのだが、限られた能力を工夫して使ったり、科学的な根拠があった上で弱点を突くなどSF考証がしっかりしている。ジュブナイルならではの軽快なテンポもあって読みやすい。広げた風呂敷の畳み方にも捻りとスケールがあって、壮大なロマンを感じる作品だった。

  • にゃんころ さん

    特殊能力を持った双子の少年少女たちしか邪神に対抗できない!そんな過酷な運命を彼らはあっさり(そのように感じた)受け入れ、全力で戦う。たとえこの身を犠牲にしたとしても!!熱い。熱いぜ。彼らの歳の頃、あたしが熱くなっていたのは恋ですwかなり読みごたえのあるボリュームですが、展開がもう早いのなんので、一気に駆け抜けられますので大丈夫。1つ、彼らの能力について、邪神との戦いで活躍するにあたりその能力の役割に偏りが。それ必要?的な能力の持ち主、やはりあまり活躍せず。メインどころは大変だったね!!でも面白かった。

  • Kuliyama さん

    ソノラマ版から実にひさびさの再読です。一気に拝読しました。わくわくしました。

  • カマー さん

    クトゥルー、アザトース、ナイアルラトホテプをはじめまさに邪神オールスターズで贈る大作 この邪神軍に対抗するのは善神に選ばれた7組の双子たち 与えられた超能力を駆使し繰り広げられる戦いはとにかく壮大 戦う舞台も地球各地、宇宙、過去や四次元など読み終わる頃にはまさにもうお腹いっぱいな状態 残念な点としては邪神の設定がラブクラフト版でないのと、矢継ぎ早に連戦となっては倒す展開なので「次の挑戦者」状態になっていること

  • ぶうたん さん

    著者の訃報が明らかにされて、急遽出版された追悼の意味もこめたソノラマ4冊の合本。純粋なクトゥルーものというよりは設定だけ借りたSFと言うのが適切だろう。邪神たちが次々にあっけなく斃されていくのは、信者には噴飯ものかも知れない。細かい所でツッコミどころも多いが、35年も前に書かれたジュブナイルなので気にしても仕方がない。その分、これでもかと言うほどSFネタを仕込んでいてスケールも大きく、著者若かりし日の強い意欲を感じる。次は魔界水滸伝でも読もうかしらん。

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風見潤

1951年生まれ。推理小説・SFなどの翻訳を中心に活躍していたが(初期は本名でも翻訳活動を)、1970年代後半からはこれらのジャンルの創作も開始した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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