弓張月 天桃山綺譚 ホリーノベルズ

須和雪里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883863853
ISBN 10 : 4883863859
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;19

内容詳細

弓月尉はある日、円恵に誰かと人違いをされる。密かに円恵に興味を持っていた弓月尉はそれをきっかけに仲良くなろうとするが、なぜかいつも冷たくあしらわれ…。書き下ろし天桃山綺譚・第3弾。

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読書メーターレビュー

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  • シェル丼ホークす さん

    愛しく思う気持ち、厭う気持ち…人に伝わらないというのは切ない。特に嫌っているのに、相手に全く通じないなんて、こんなストレスは無い。念然上人の存在…自分の身近にそんな人がいたらと考えさせられた。でも、円恵は周りの人の支えもあり、乗り越えられた上に…鞍上宜しくいった?感じでヨカッタ。誠意が伝わるというのは、読んでいて気持ちがいい。色んなエピソード満載で今回も読み応えあり。その後の円恵と弓月尉、文殊丸が珠王院を去ってからの冬弦との仲、円恵から教えを受ける瑠璃若の今後…気になる事ばかり。続きが読みたい。(2011

  • ミル婆 さん

    人の身勝手さや心の狭小さ、簡単にダークサイドに転がる危うさをこれでもかって程描いているにもかかわらず、読後は人が愛しくなり優しい笑顔になってしまう。恐るべし須和ワールド。こんな風流な暮らしをしているのに、歌詠みのセンスのかけらもない冬弦。案外ウロと似た者同士かと…。

  • あれぐり さん

    更に更に深く考えさせられた今巻!念然上人、この人は器が並外れているのか、前巻の妙蓮のように単純な悪役と割切れず、円恵が上人の死後どう心の整理をつければいいのか悩んだように戸惑った。アカツキと梅若の話も、アカツキが救われるだけでも号泣ものなんだけど、梅若とのいきさつを丁寧に追っているところがさすがだなあと。円恵が心に宝珠と抱いてきた明海との顛末に至ってはそうきたかと唸らされた。愛情に友情や親子の情、恋情等明確な境目はないのかもと感じた1冊。

  • きょん さん

    相変わらずジンワリさせてくれるエピソードが多くて素晴らしい。瑠璃若ちゃん可愛すぎる〜お師様のために!と張り切っている彼には悪いが、このまま誰にも手を出されずに、アイドル街道をひた走ってほしいかも。

  • 楓 さん

    ヘタな講演なんか聴くよりもこの本を読んだ方がよほどタメになりそうだ。人間は煩悩の塊で欲もあれば嘘もつく。そんな人間を嘲笑うかのようなウロと白眉。でもやっぱり人として生きることは辛くても素晴らしい事もまた人間だから味わえることなのだと教えてもくれる。冬弦が本当にいたら癒されたいな〜。いや、瑠璃若でもかなり癒されそうだけどww 瑠璃若のお師様のために!というあの決意がちょっと笑えるのだww可愛いよね〜! それにしてもいつもこの作品、泣き所があって、でも救いもあって心が洗われる気持ちがする。

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須和雪里

12月13日生まれ。静岡県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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