軍艦島 上

韓水山

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861822636
ISBN 10 : 4861822637
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,469p

内容詳細

注目の歴史遺産に秘められた、朝鮮人徴用労働者たちの悲劇とは…。地獄の海底炭坑に拉致された男たちの苦闘を描く、空前の大河小説。軍艦島に刻まれた、日帝強占期の青年たちの「恨」に満ちた物語を伝える。

【著者紹介】
韓水山 : 1946年、韓国江原道春川生まれ。1972年、「東亜日報」新春文芸に短篇「四月の終り」が当選し、文壇にデビューする。今日の作家賞、緑園文学賞、現代文学賞などを受賞

川村湊 : 1951年、北海道生まれ。文芸評論家、法政大学国際文化学部教授。伊藤整文学賞、読売文学賞などを受賞

安岡明子 : 1948年、鳥取県生まれ。翻訳家。法政大学国際文化学部講師

川村亜子 : 1951年、長崎県生まれ。翻訳家。元東亜大学校専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雨猫 さん

    大沢在昌の「海と月の迷路」は戦後だがこちらは太平洋戦争只中の軍艦島。戦中であること、強制徴用された朝鮮人たちが主人公であること、朝鮮人読者が読んで辛い内容であるのは当然だが日本人にとっても過去の日本の蛮行を知るのは辛い。何もかも、人間まで搾取された朝鮮。ちょっと冗長な気もする。削り落とし研ぎ澄ました文章の方が心に深く突き刺さると思うのだが、きっと作者の思い入れがそれだけ強いということなんだろう。下巻へ。☆4つ

  • 月夜 さん

    たまたま 誰かが返却した棚に有った しかも上下巻そろっていたので 借りた。厚い 重い。ワイルドスワン 以来の事実に基づいた充実した内容。 これは 単なる時間つぶしで読むことはできない。 文章はわかりやすいが 名前がなじみがないので なかなか進まない。韓国がなぜあんなにも日本にいちゃもんをつけるのか理解していなかった。日本は 近隣諸国に土足で上がり込んでは威張り散らして 理不尽な目にあわせている。作者は なるべく公平な目線で書こうとしているのがわかる。

  • Y さん

    まず前提として、これを事実かどうかを語れる人間がほぼ存在しないこと。月日は百代の過客にして年功除列である。作者が韓国人。なおかつ脚色の程度も、彼のみぞ知る点にあること。韓国併合により朝鮮半島が日本の領土だった頃、無差別徴用され軍艦島に来た主人公達。交代制の炭鉱夫として1日生きれば、1日苦労する生活が続く。最も危険な場所を採掘させられ、死人や怪我人が毎日出る。祖国を失うとは、自由と権利を剥奪されること。国がなければ人間ではない。人間扱いはされない。3人の炭鉱夫の脱獄計画が進行する。

  • fantasy さん

    戦時中の強制労働は軍艦島でも例外では無かったようだ。

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