宇宙はこう考えられている ビッグバンからヒッグス粒子まで ちくまプリマー新書

青野由利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480688965
ISBN 10 : 448068896X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p;18

内容詳細

急速に解明されつつある宇宙の成り立ちの謎。それらをもっと深く理解し楽しむために、宇宙論や天文学、素粒子物理学の、歴史的発展や全体像をおさらいしてみよう。

目次 : 第1章 ヒッグス粒子って何?どうやって発見したの?(映画にも登場するCERN/ 物質をどんどん分けていくと? ほか)/ 第2章 宇宙はどのように始まったのか(宇宙膨張の発見/ ハッブルを支えた「宇宙の灯台」 ほか)/ 第3章 見えない暗黒物質(ヴェラ・ルービンの発見/ 不足する銀河の質量 ほか)/ 第4章 宇宙の運命と暗黒エネルギー(加速膨張がノーベル賞/ 謎の暗黒エネルギー ほか)/ 第5章 宇宙の謎は解けるか(ウロボロスの蛇/ 相性の悪い天文学と素粒子論 ほか)

【著者紹介】
青野由利 : 科学ジャーナリスト、毎日新聞社論説室専門編集委員。東京生まれ。東京大学薬学部卒業後、毎日新聞社に入社。医学、生命科学、天文学、宇宙開発、火山などの科学分野を担当。1988‐89年フルブライト客員研究員(マサチューセッツ工科大学・ナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー)、97年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(広域科学専攻)、99‐2000年ロイターフェロー(オックスフォード大学グリーンカレッジ)。著書に2010年科学ジャーナリスト賞を受賞した『インフルエンザは征圧できるのか』(新潮社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キジネコ さん

    「厳密」を脇に置き、「便宜性」の謗りに目をつぶり、「宇宙の謎」に向き合う スケールの対極にある天文学と素粒子物理学の前線の過去と現在と、これからを出来るだけ分かり易く読者に伝えたいという筆者の意図は、達せられていると感じました。門前のオヤジ「理解したか?」と問われれば、各々の仮説や推論や発見の解説が、新たな疑問を生むだけ・・という情けない為体でしたが、一方で「面白い」と感じてワクワクしてたのも事実です。宇宙と同質の素性を持つ我々、心の中で起こるワクワクは まだ見ぬ二番目のヒッグス粒子の仕業かもしれません。

  • T2y@ さん

    苦手なサイエンス。 知りたい宇宙論。 4%しか判っていない宇宙の物質。 残りの96%を暗黒エネルギー・暗黒物質として、仮説検証しながら進む宇宙物理学の現在。 理解はやはり追いつかないが、浪漫は膨らんだ一冊。

  • すみけん さん

    素粒子理論や標準理論など読み進めていくうちに、自分の頭ではついていけないな、と思いつつ、意地で最後まで読みきった。137億年前の宇宙誕生から38万年たってからようやく望遠鏡でその様子がみれるかも、というのも不思議な感じだし、その年月の長さに驚かされる。なぜ自分が今こにに存在しているのか、哲学的な思いを馳せながら、空を見上げてみるのであった。宇宙誕生前の「無」の世界ってどんな世界?

  • こんじろん さん

    とても読みやすかったです。素人がこれ以上深く理解するのは無理、という線引きが潔くて、相性が良かったです。さすがジャーナリスト、読み手のことがわかってらっしゃる。

  • かんがく さん

    大学教授ではなく科学ジャーナリストが書いているので文系の人間にも読みやすい。ヒッグス粒子、ビッグバン、ダークマター、超ひも理論など名前だけは聴いたことのある物理学と天文学の用語について簡潔に説明をしており、理解が進んだ。ミクロな世界の素粒子とマクロな世界の宇宙が繋がっているというのが面白い。10年前の本なのでここ最近どのような発見が新たにあったのかも調べてみたい。

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