鹿乃江さんの左手 ポプラ文庫

青谷真未

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591136225
ISBN 10 : 4591136221
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
追加情報
:
327p;16

内容詳細

ある女子校で起こる“不思議で残酷な出来事”を描く3つの連作短編集。「この学校には魔女が棲んでいて、どんな願いごとも一つだけ叶えてくれる」という噂。絵空事と思っていた生徒の前に、ある日魔女を名乗る女性が現れて…。第2回ポプラ社小説新人賞・特別賞受賞作。

【著者紹介】
青谷真未 : 東京都出身。『鹿乃江さんの左手』で第2回ポプラ社小説新人賞・特別賞受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ポップノア@背番号16 さん

    女子高を舞台にした連作短編集。「この学校には魔女が棲んでいて、願いを一つだけ叶えてくれるらしい」というファンタジー然としたテーマですが、3話とも予想を裏切る展開で興味深いラストが用意されていました。特に最後の話がほっこりエンディングで良かったです。独創的ですが大衆性も有り、読ませる確かな筆力と、デビュー作とは思えないクオリティ。個人的には著者の代表作である「君の嘘と、優しい死神」より楽しめました。元のタイトルは「花の魔女」、ダークな雰囲気がもう少し濃いと、更に良かったんですけどね。

  • dr2006 さん

    「引用:魔女に会ったことがないというのは、魔女がいないことの証明にはなりませんね」その女子校には願い事を一つ叶えてくれる魔女が棲んでいるという。多感と自意識過剰が赤裸々で百合強めだが、心に潜む黒さが生々しく怖い。友達が作れず図書館に入り浸る百原がクラスで憧れの鹿乃江の左手を秘かに絵に描く表題作、卒業生で現在保健教諭の呪縛を描く第三話も良かったが、怪我でバレエを辞め転校してきた陽奈子が、文化祭で俄かバレエをやるクラスを憂いながら素人の真矢を指導する葛藤を描いた第二話が一番引き込まれた。緩く繋がって深く青い。

  • KAN さん

    初読み作家さん。書店で表紙につられ、なんとなく手に取った本でしたが、すごく好きな作品でした。 女子校に潜むと噂されている魔女のはなし。会いたくても会えない。会えたら願いを一つだけ叶えてくれる。 叶えるための条件の仕込みも素晴らしい。 作家さん、追いかけてみます。

  • coco夏ko10角 さん

    第2回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作品。3つのお話収録の連作短編集。女子高が舞台の小説特有の空気が漂う、どんな願いでも叶えてくれるという魔女の噂、若い女の子同士のキリキリした感じ…。未読の状態ではこの『鹿乃江さんの左手』というタイトルになんだか魅かれるものがあったけど、読んでみると元タイトルの『花の魔女』の方がしっくりくる。

  • らむり さん

    魔女がいる?女子高を舞台にしたミステリーです。

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青谷真未

『鹿乃江さんの左手』で第二回ポプラ社小説新人賞・特別賞を受賞し、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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