ピアニストたちの祝祭 唯一無二の時間を求めて 中公文庫

青柳いづみこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122064201
ISBN 10 : 4122064201
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
329p;16

内容詳細

別府アルゲリッチ音楽祭、ポリーニ・プロジェクト、ラ・フォル・ジュルネ…。日本国内のクラシック・イベントに密着。同業のピアニストたちのステージを内と外から克明にとらえた、渾身の音楽祭見聞録。演奏の一瞬一瞬がよみがえる、スリリングなレポート。

目次 : ポリーニ―完全無欠のピアニストが歌を歌うまで/ 唯一無二の時間を求めて―第五回別府アルゲリッチ音楽祭見聞録/ 内田光子―持続のエクスタシー/ 闘う音楽家―ダニエル・バレンボイム/ 女性作曲家音楽祭二〇〇七レポート/ アルカン生誕二〇〇年記念コンサートレポート/ 進化するフジ子ヘミング/ ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭二〇〇七レポート/ ラ・フォル・ジュルネに出演してみたら/ サイトウ・キネン・フェスティバルジャズ勉強会/ 日本人がショパン・コンクールで優勝できない理由―対談 小山実稚恵×青柳いづみこ/ ショパン・コンクールを沸かせた“アジア系”と“ティーンエイジャー”

【著者紹介】
青柳いづみこ : ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。1989年、論文「ドビュッシーと世紀末の美学」により、フランス音楽の分野で初の学術博士号を受ける。90年、文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させ、著書には『翼のはえた指評伝安川加壽子』(吉田秀和賞)、『青柳瑞穂の生涯』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『六本指のゴルトベルク』(講談社エッセイ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 汲平 さん

    ピアニスト青柳いづみこさんのコンサートレポート集。音楽を扱った作品に「音楽が聞こえるような」という使い古された言い回しがあるが、本当に音楽が聞こえる文章とはいかなるものか、この本を読むべきだ。なじみのない人にはあまりに技術論に偏って、読みにくく感じるかもしれない。しかし音楽の表現の多くは当然ながら技術によっているのだから、そこに言及せずに音楽を描くことはできない。そういう意味でこの文章は「演奏が聞こえてくるような文章」です。前から気になっていたアルカンの作品をたっぷり聞いてみたくなりました。

  • ひでお さん

    ピアニストの著者が、いろいろなコンサートを聴いた評論集。評論というより、実況中継のようで、繰り出される言葉がピアニスト視点なのが、また面白いです。ラ・フォル・ジュルネでは、どうやら私も同じ会場で聴いていたらしいことも分かりましたが、プロの聴き方との違いを感じました。ピアノ好きの方にはぜひおすすめ。

  • takakomama さん

    文庫本で再読。『すばる』『文學界』『芸術新潮』『中央公論』などのレポートに加筆と書き下ろし。音楽祭や演奏の雰囲気が伝わってきます。

  • みるて さん

    頂き物の本 読了 初青柳いづみこ

  • 犬丸#9 さん

    ★★★☆☆ 単発寄稿された評論をまとめたもの。一本一本の評論は相応に読みごたえがあるものの,書物としてみると,やはり寄せ集め間をぬぐえず,読了感はよろしくなかった。とはいえ,個々のピアニストに対する洞察力はやっぱ凄いと思う。私が漠然と「ポリーニすげぇ」と思っている箇所をきちんと言語化してもらって,非常に心地よい。他の本ももうちょっと読んでみるか。

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人物・団体紹介

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青柳いづみこ

1950年、東京都生まれ。ピアニスト、文筆家。フランス国立マルセイユ音楽院卒業。東京芸術大学博士課程修了。1990年、文化庁芸術祭賞受賞。99年『翼のはえた指』で吉田秀和賞受賞、2001年『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞受賞、19年『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞受賞。日本ショ

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