図書館の殺人

青崎有吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488027575
ISBN 10 : 4488027571
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
361p;20

内容詳細

期末試験中のどこか落ち着かない、ざわついた雰囲気の風ヶ丘高校。試験勉強をしようと学校最寄りの図書館に向かった袴田柚乃は、殺人事件捜査のアドバイザーとして、警察と一緒にいる裏染天馬と出会う。男子大学生が閉館後の図書館内で殺害された事件らしいけど、試験中にこんなことをしていていいの?山田風太郎の『人間臨終図巻』で撲殺された被害者は、なんとなんと、二つの奇妙なダイイングメッセージを残していた…。“若き平成のエラリー・クイーン”が満を持して贈る、書き下ろし長編ミステリ。

【著者紹介】
青崎有吾 : 1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。2012年『体育館の殺人』で第二十二回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。第二長編『水族館の殺人』は第十四回本格ミステリ大賞候補作となるなど、いま注目の若手ミステリ作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 徒花 さん

    おもしろかった。トリックそのものに派手さはないが、真相に導いていくまでの緻密な論理構成はさすがのひとこと。あと、着々と裏染天馬の過去が明らかにされるとともに、個性豊かなキャラクターが続々登場しながらいろいろ青春しているさまがなかなかおもしろい。そのうちノイタミナでアニメ化されることをひそかに期待している今日この頃。

  • へくとぱすかる さん

    ますますクイーン的論理の積み重ねが痛快。前半でかなりの真相が明らかになったように思わせながら、最後の推理には脱帽せざるを得なくなる。もはやクイーンを超えているかも。「今読んでいるところは、例のあの作品を思わせるな」という感触で一杯である。さて、『鍵の国星』を読んでみたいと思うのは、私だけではないはずだ。梶井基次郎のような行為は現代ではロマンにならないんだな。

  • W-G さん

    裏染シリーズ全作読了。殺人に関係ない部分で引きが多く続きが気になる。ロジック面は今までで一番弱いかもと感じましたが、意外な犯人とテンポの良さで点数は高めです。よく言われる動機の点は確かに疑問かも。はやく新作が読みたい

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    裏染天馬その4。面白かったんだけど犯人の行動と動機は・・・。風ヶ丘タイムスも何気にイイ感じ。最後には次回作の伏線?、雪海は美術と予想して次回作は美術館に一票。

  • 雪風のねこ@(=´ω`=) さん

    初読。ミステリ初心者であっても秀逸な叙述トリックとキャラクタのユーモアな言動で、中々熱中して読める。クラスメイトのいざこざを絡めた展開も凄く良かったんだけど、やはり殺害動機がなぁ…あまり納得できないかな。事前に、人はカッとなると忘れるんだと言う台詞があったとしても。周到な偽装を憶えていないのは、どうも。それとも人は厭な事から本能的に逃げたがるのだろうか。黒染が八橋の企みを見抜いていたのなら、態々柚乃のペンでなくても良かったのではとも思ったけれど、ああそういうフラグね。既刊も読んでみたい。

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