ブルーハワイ

青山七恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309027050
ISBN 10 : 4309027059
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
233p;20

内容詳細

「あたりまえ」なんて知らない、孤独だけが「世界」を撃ち抜く!芥川賞作家が贈る至極の短篇集。

【著者紹介】
青山七恵 : 1983年埼玉県生まれ。2005年『窓の灯』で文藝賞を受賞しデビュー。07年『ひとり日和』で芥川賞、09年「かけら」(『かけら』収録)で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    青山 七恵は、新作中心に読んでいる作家です。市井の人々のシュールでヴァラエティな短編集でした。オススメは、表紙も鮮やかな表題作『ブルーハワイ』&『山の上の春子』です。みんな悩んでいます。

  • ケンイチミズバ さん

    聖ミラクーシュの日は笑ったし初めての海外で自分にもある。パスタソースとパスタが少し時差をおいて出てきた。イタリア語の説明ももちろんサッパリわからん。要するにこってりなスープだと思って、しかも旨くて先にパスタソースを平らげた私は、そのあと生のパスタを麺だけで必死に食した。せめてもの救いはテーブルにあったブラックペッパー。苦しかったし恥ずかしかった。日本人が勘違いされてしまうと焦った。27才の冬、ロンドンで単独行動、忘れもしない。夕食くらい一人で食えるさと強がったが故の。

  • なゆ さん

    青山さんの話に出てくる主人公は、何考えてるかわからない人が多い気がする。この短編集もモヤッと振り回されたような、あーあとため息つくような。でも、嫌いじゃない。「辰年」が、女系大家族の賑々しいお見舞い行脚のようすも面白いが、高校生の梢の妄想と、“いとなみの勉強”に笑った。あるよなー、こういうこと。「聖ミクラーシュの日」は、旅先チェコで友達とケンカ別れしてしまい、たった一人で入った怪しげな店での不安感を堪能。「わたしのおばあちゃん」は読みながら自分のおばあちゃんを思い浮かべる。そういうこともアリだと思いたい。

  • 野のこ さん

    青山さんは同い年でかってに親近感がありデビュー当初から愛読してます。6つの短編集。主人公のみじめでものうい気持ち、それに諦めさも感じて少しもやもやしましたが、その後の毒性のあるユーモアがクセになりました。辰年から元姉婿を思い出す梢のお話「辰年」チェコ旅行で親友とケンカして単独行動するお話「聖ミクラーシュの日」が良かったです。聖ニコラス?と天使に扮した接客をする地下のレストラン、怖いけど行ってみたいかも(笑)しかもお金取られるけど記念撮影付き!

  • よこたん さん

    “そんなに他人の事情ばかりおもんばかってたら、おまえ、自分の事情はどうなるのよ” 人はひとりでは生きていけないけれど、なかなかひとりにもしてもらえない。言われたことに動揺し、言われなかったことを邪推し、結局相手に振り回される。青山さんの作品の主人公たちは、ちょっとぼーっとした感じの人が多い気がする。ものすごい事件が起こるわけでもない、淡々とした日々のささやかな出来事なのだけど、やや苦みが残る。ポップな表紙と題名に反して、くすんだ曇り空の中のような話が多かった。

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青山七恵

1983年埼玉県生まれ。「窓の灯」で文藝賞、『ひとり日和』で芥川龍之介賞、『かけら』で川端康成文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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