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封殺鬼 鳴弦の月 ルルル文庫

霜島ケイ / 也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094521023
ISBN 10 : 409452102X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,245p

商品説明

千年を生きる鬼、鬼同丸と雷電の出会い編

 他の仲間は成長しているのに、自分だけが年をとらないことに悩んでいる鬼同丸は、ある日、安倍晴明と名乗る陰陽師と出会った。それは千年を共に生きる雷電との出会いでもあった。他に平安を舞台にした珠玉作1編収録。

内容詳細

愛し抜いた女を喰らい鬼となった酒呑童子は、盗賊仲間と異なり己のみが年をとらず若い姿のままでいることに苦しんでいた。そんな時、安倍晴明と名乗る老陰陽師と出会う。彼は酒呑童子を本名の鬼同丸と呼び、その苦しみを分かっているようで…。そして晴明との出会いは、同じ不老不死の哀しみを抱える鬼・雷電との出会いでもあった。表題作『鳴弦の月』と、同じく平安時代を舞台にした『影喰らい』を収録。

【著者紹介】
霜島ケイ : 大阪生まれ。東京女子大学短期大学部英語科卒業。1990年「出てこい!ユーレイ三兄弟」(朝日ソノラマ刊)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そのぼん さん

    今回は聖こと酒呑童子の過去のはなしが絡んだ物語でした。なぜ彼が鬼となったのかの理由も触れられており、また永遠の命を持ち、一人だけ若いままの哀しさみたいなものも感じました。陰陽師も出てくる表題作のほうが好みでした。

  • み〜くま さん

    ようやく、聖と弓生との出会いの場面が登場。100年以上も孤独に耐えてきた弓生だからこそ、聖の気持ちがよくわかったのだと思います。でも、この物語を踏まえて「茨木」との再会シーンを読み返すと、一層切なくなってしまいました(ノ◇≦。)昔から人は「不老不死」を求め続けてきたけれど、本当に幸せはそこには無いような気がします(*v.v)。そして、二人の鬼にすらは見えない未来が見えてしまう「泰親」の哀しみもまた切なかった。本当の幸せとはなんなのか・・・改めて考えさせられました。

  • 呉藍 さん

    聖とユミちゃんはこうやって時代を生きてきたんだなぁ、としみじみ思う。本編での鬼使い以外にも、きっと忘れられない人間ってのはたくさんいたんだろうな。「影喰らい」はなんかもう本当に切ない。むなしいまでに人間の愚かさや弱さがわかる。そしてまた、どんなに力を持っていてもどうしようもないってことも。持たざる者にはわからない痛みって、どれだけつらいかな。

  • あきくらげ さん

    実質再読のはずが、10年以上前となると最早初読みの気分です。特に影喰らい。しかし、泰親の人でありながら、人ならざる能力、かと言って運命を動かすほどの力は無いという孤独・寂しさが話の中で感じられて、印象的でした。

  • こんこん さん

    実質再読。茨木さんはここで終わっていればある意味よかったのに……。鬼であること、人であること、さらにそのそれぞれの中で、外れた存在であること。

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