非正規・単身・アラフォー女性 「失われた世代」の絶望と希望 光文社新書

雨宮処凛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334043537
ISBN 10 : 4334043534
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
229p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • zoe さん

    改めまして、根底にある人を切り捨てる社会。刑務所で過ごしたいなんて、なんてこと。シェアハウスで、お金を使わない生活。なんか今更という感じ。その昔の独身寮、寮監兼食堂運営のご夫婦がいるというようなシステムすっかり廃れている。家族とも、あまり一緒に住まない、職場の同僚とも一緒に住まない、見ず知らずだけどルールに従えたり、価値観が一致する人と住める。いや、不思議な現象。介護にお金は大事。制度を良く知るべし。世帯分離。計画的に居住費を唯にする。

  • marumo さん

    雨宮処凛、二冊目。格別贅沢を望んでいるわけではなく、真面目に働いて自分を養いたいというだけなのに、それが叶わない。私は既婚だけど老後なんてなんのヴィジョンも持てないし、これから社会に出る子どもたちのことを考えるとどんよりします。普通に報われる社会であってほしいのですが…

  • katoyann さん

    就職氷河期を経験した「団塊ジュニア世代」、「ロスジェネ世代」(1970年代生まれ、現在40代半ばから後半)の女性非正規労働者へのインタビューからなる。独身女性非正規の7割が年収250万以下。女性非正規の平均年収は172万。今もあまり変わらない。最近ニュースにもなったが、この世代の女性非正規労働者が高齢期に入ると、その大半が生活保護水準以下の生活に陥る。自分を投影するような書き方が雨宮さんの特徴のようで、当事者意識が明瞭で読みやすい。やや「私語り」に流れる傾向もあるが、格差の現実を知る本としておすすめです。

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    非正規・単身・アラフォー女性 「失われた世代」の絶望と希望。間宮処凛先生の著書。生まれてくる時代は選べないし、生まれてくる性別も選べない。不運な時代に生まれて不遇をかこってきた女性を支援するのは国や政治家の使命なのだから、見ないふりをして問題を放置するなんて無責任そのものではないでしょうか。正規社員でも非正規社員でも、結婚していても独身でも、男性でも女性でも、誰もが平等に幸せに暮らせる社会でないと。

  • 非日常口 さん

    年収が1000万ないならば男女問わず「明日の我が身」と思って読むべき一冊だ。正規でも郵政のように非正規に待遇を近づける対策が行われるからだ。タイトルはそれぞれ単発でもキツイ話なのに四重苦となると凄まじい状況が待っているという事である。単身男性で1000万あっても、親の介護のために仕事を辞めたらホームレスになるエピソードは、仕事を辞めずにどう対処していくか真剣に考えさせられる。私たち自身が、今からこの社会構造に潜むドツボロードを失くすよう社会問題化しなければ、今の20、30代も大変なことになるだろう。

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雨宮処凛

1975年、北海道生まれ。作家・活動家。反貧困ネットワーク世話人。フリーターなどを経て2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版、のちにちくま文庫)でデビュー。2006年からは貧困問題に取り組み、2007年に出版した『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版、のちにちくま文庫)はJCJ賞

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