ややこしい蜜柑たち

雁須磨子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396750343
ISBN 10 : 439675034X
フォーマット
出版社
発売日
2023年11月08日
日本
追加情報
:
216p;19

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コリエル さん

    ひたすら会話をしている場面ばかりで進行していくのに、もの凄く面白い。すごいことだ。やっぱりじんわりと白柳を追い続けていた清見が、再会を期にして一気に彼に寄っていく。そこに色んな意味でやり手の作家不知火が絡んできて、この奇妙なふたりの関係を眺め始めるのがどう作用してくるのか。清見が初夏には人生の先導者として依存や同一視をしていたのではと思わせるシーンが出てくるのだが、では白柳への執着はどこから来ているのかというのが気になるところ。

  • うさぎや さん

    つまりどうしたいんだ清見……相変わらずこわいよ……

  • 東晃 さん

    2巻ほぼメインのうちのふたりで話動いてて、でもいないひとりにも存在感はずっとあるの凄いな 星四つ

  • たけのこ さん

    いやー面白いなぁ。だって「ややこしい」とうたって実際その「ややこしさ」をわかりやすく描くって、それだけでどんだけレベル高いことをやっているんだよって思います。そして男側に共感してしまったので終始相手の反応が読めずにずっと緊張しながら読みました(笑

  • 湯豆腐 さん

    百合かなと思いきや百合じゃなくてでもやっぱり百合だった1巻から一転、男女の駆け引きがノンストップで描かれる2巻。会話のおもしろさで何も起きなくてもずっと読んでいられる。2巻では不在の初夏が次巻以降でどうからんでくるのか期待がふくらむ。

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