あした死ぬには、 4

雁須磨子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778323165
ISBN 10 : 4778323165
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
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21

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう さん

    歳を取って良かったことを聞かれたある人物が、感情の出し惜しみをしなくなったと答える。気持ちの手離し方が上手くなっていく、と。そして忘れず、こう付け加えるのだ。「…だからこそ それでも手離せないものの大事さが見えてくる……」第一巻の頃、挑む主題への作者の気負いが紙面から伝わり、少し息苦しさを覚えたものだが、キャラクラー達の変化に伴い、作者自身の肩の力も抜けていったように感じる。正確には、それは逆なのだろうけれど(作者の気付きがキャラを変えたのだ)。心も体も私は私だけのものだと信じてきた主人公が、(つづく)

  • コリエル さん

    完結。めちゃくちゃ良かった。4巻を通して感じたテーマは、引いた視点というか、ある種の寛容さを養うということだろうか。物語は話に芯を通す必要性もあってどうしても『私は私』とか『自分らしさを貫く』みたいな価値観でものを語らざるをえない場合が多い。でもこの巻では他者を通してその中に存在する自分も肯定しようという見方があって、年を重ねて人に交わっていくというのはこうしたことだよな…と感じた。

  • wasabi さん

    「あした死ぬには、」に続く言葉が「早すぎる」or「遅すぎる」どちらなのかが最後まで振り幅大きく揺れ動いてるんだよね。もちろん前者が物語のメインテーマになってはいるんだけど、時には「こんな苦しみがいつまで続くの?」と思えるような事態も起きて、でもそれが人生じゃん。それでも身体動かしてくしかないじゃん。やる事やってくしかないじゃん。そんな悲喜こもごもの人生後半戦そのものを表したこのタイトルは凄すぎる、って気持ちをすごく割愛して(否、緊張で上手く言葉に出来ず)今日のサイン会で先生に伝えました。

  • 笠 さん

    3.5 新刊読了、完結。それぞれの登場人物について何か決着がつくわけではなく、なんとなく日常は続いていく的な終わり方。あえて言うなら、主人公の多子の内面の変化がキリか。40代女性達に降りかかる様々なテーマとそれに対する向き合い方、心理などはどれもリアルに感じられ、「他人の人生を覗き見ているような面白さ」はあったが、逆にいうとそれ以上の感動は自分にとってはなかったかな。これの男性バージョンも読みたいような気もするけど、男性の悩みとなると身近すぎて読んでて嫌かもな。あくまで人ごとだから楽しめるのかも。

  • aof さん

    めっちゃ共感して、勝手に苦しくなって、不安になったりしたけど、でも読んでよかった、すごく。 わたしの身体も心もわたしのものだけど、だれかの中にも「わたし」はいて、その「わたし」はその人のものなのだって多子が思うのすごいいいなぁ。わたしも誰かの隣でそんなふうに思いたいって思った。

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