隆慶一郎全集 1 吉原御免状

隆慶一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106470011
ISBN 10 : 4106470012
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
20cm,428p

内容詳細

野太く肚の坐った男たち、賢く艶っぽい女たち、そして有名無名の戦国人にある、困難を怖れぬ者の輝き…。「吉原御免状」でデビューし圧倒的支持を得た豪腕作家の名作が、没後20年「昭和の古典」として甦る。

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読書メーターレビュー

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  • タカラ〜ム さん

    61歳で時代小説家としてデビューし66歳で急逝した隆慶一郎は、わずか5年の小説家人生の中で、その後の時代小説に多大な影響と足跡を刻んだ作家でもある、その作家デビュー作が本書。吉原という人間の情欲が愛憎入り乱れる場所を舞台にして、様々な思惑が錯綜する。キャラクター造形、ストーリー展開、決闘場面の迫力、そのすべてがスゴイ。約20年ぶりの再読だったが、その面白さはまったく衰えていなかった。

  • kei さん

    素晴らしい。ただ、途中で超能力が出てくるのは時代のせいか…。吉原に行きたいと思った。もちろんソープ的な意味ではなく。笑。山窩について書いてあるが、非常に興味深い。大学時代に山岳信仰を学んだのが懐かしい。もう一度山岳信仰系の本を読もうかと思う。宮本袈裟雄先生がご存命ならなぁ…。遊女が地女と違い、入浴剤から、香を焚くのも、毛の処理も、照明の当て方も、揚屋の作法も拘っていて、詳細に記述されてるのに驚嘆した。参考資料が載ってないのが痛い。

  • ちゃま坊 さん

    浅草を歩いている時に突然思い出した。10年くらい前に読んだ骭c一郎を再読。映画や劇画を見ているような世界。★★

  • Koning さん

    ということで、発掘できなかったので図書館で全集の1を(w。これにもかくれさと苦界行が入ってたりするわけだけど、通して読むといいねぇ。エンタテイメントなのだけどいろいろと考えさせられるし、剣客としての生き方のあれこれもなかなかに。やはり何年かに一度は読み返すべきだなーと。

  • モモンガ さん

    かなりひさしぶりに再読。やはり面白い。以前読んだときとは、違う箇所が面白く感じるのが再読の楽しさですね。

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