阿部薫1949〜1978

阿部薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784892570360
ISBN 10 : 4892570362
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,383p

商品説明

伝説に包まれ、29歳で夭逝した天才ア ルトサックス奏者の生と死とその屹立する音の凄まじさを67人が語る異色評伝。

●中上健次 他【著】 サイズ15×21cm 383ページ

【目次】
ぼくは誰よりも速くなりたい★2 阿部薫 1

  1IL S'APPELLE…    

阿部薫 季節を超えるスピード感 ★12 副島輝人   

“破壊せよ”と言い続けた阿部薫と中上健次★16 小野好恵

2 MORT A CREDIT    

あまり、うしろを振り返りたくないけれど★24 副島輝人    

阿部 薫のこと★34 庄田次郎

アベ・カオルとの記憶★37 小杉武久    

我が「広島リアルジャズ集団」 について★41 鈴木恒一郎    

――阿部薫――「空前絶後の音」★43 菅原昭二    

ビルの屋上で聞かされた六時間のソロ、あれは地獄やった★46 中村陽子    

阿部薫との世間話★51 原寮    

鬼才・阿部薫の死!★54 明田川荘之

三人のアルト奏者★55 稲岡邦弥

阿部薫をめぐって★60 梅津和時

獅子吼!! 阿部薫!!★65 井上敬三

阿部薫との出会い★68 中村達也

きれいな音の人★69 松坂敏子

阿部薫の宿題★73 騒 恵美子

風のような男★81 長尾達夫

桁外れの想像力★93 大木雄高

阿部薫さんのこと★96 奈良真理子

3 DOCUMENTS

ニュー・ジャズ・ホールという場所★108 副島輝人

永遠に風化しない情況★113 杉田誠一

4 NORD

あの男がピアノを弾いた★122 浅川マキ

もしもし……あべ?……あした俺ライブあるんだけど…                KとTと俺とお前……Aも来るってさ★131 吉沢元治

That's The Way He Lived. ★135 近藤等則

阿部薫★139 山口修

阿部薫の目★145 雨宮拓

アルト吹きの追想★148 森順治

どうして…???★157 灰野敬二

阿部薫のこと★157 大野真二

サックスで闘い続けた男★162 若松孝二

古いアルバムの中で★165 五海裕治

阿部薫についての断片★169 小野好恵

過激派のジャズ★174 立松和平

阿部薫の死★185 五木寛之

〈なしくずしの死〉への後書 ─阿部薫の死に─★185 間章

5 SES SOUVENIRS

我が子 薫のこと★200 坂本喜久代

兄のいる世界★202 坂本マチ子

6 VOYAGE AU BOUT DE LA NUIT

消息★214 宇梶晶二

なしくずしの死/阿部薫★218 今井正弘

阿部薫について★220 坂本龍一

金属神に仕える現代のシャーマン★223 中上健次

記号としての阿部薫★228 川崎克己

マイナー・レーベルからのアルバム★230 青木和富

阿部薫、未発表録音CDについて★232 藤脇邦夫

間 章・阿部薫・一九七五年★234 須藤力

【対談】 五木寛之・相倉久人・平岡正明・三上 寛・PANTA・山川健一・芥正彦  一九九一年十二月・深夜・阿部薫を語る★239

ベンチの下の阿部 薫★256 友部正人

南から★261 大友良英

いちどだけ聴いた阿部薫★264 本多俊之

寡黙なる饒舌★268 柳川芳命

阿部薫の霊に捧ぐ 死の足音を聴きながら自分の魂を宇宙へ戻した男★270 坂田明

強烈な男★273 山崎弘

愛が臨終する愛の法廷★277 芥正彦

7 DISCOGRAPHIE

坂本龍一・村上龍・小杉武久・山下洋輔・近藤等則・五木寛之    彗星パルティータ・ライナーノーツ★291

〈なしくずしの死〉への覚書と断片――破壊者の自縛と無産者の栄光★294 間章

阿部薫・熱い季節の死★301 村上護

RECORDING NOTES★309 中村和夫

阿部薫の『ラストデイト』について★312 清水俊彦

阿部氏のCD発売に寄せて★316 金沢史郎

阿部薫さん、安らかに★317 小杉俊樹

8 BIBLIOGRAPHIE

彼についての物語★322 編集部

「阿部薫覚書」によせて★325 藤脇邦夫

夢を企画する★327 大島彰

沈黙と微笑★329 沖楯男

書誌★332

9 CHRONOLOGIE

己れの葬列を見ながらもうl人の阿部が吹いていた★352 阿部正一

年譜★356

執筆者紹介★362

最新ディスコグラフィー★367

阿部薫インタビューby阿部真郎★369

内容詳細

伝説に包まれ、29歳で夭逝した天才アルトサックス奏者の生と死とその屹立する音の凄まじさを、坂本龍一、村上龍、中上健次、五木寛之、山下洋輔、他67人が語る異色評伝。

目次 : 1 IL S’APPLLE…/ 2 MORT A CREDIT/ 3 DOCUMENTS/ 4 NORD/ 5 SES SOUVENIRS/ 6 VOYAGE AU BOUT DE LA NUIT/ 7 DISCOGRAPHIE/  8 BIBLIOGRAPHIE/ 9 CHRONOLOGIE

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • YO))) さん

    「誰よりも速くなりたい」と言い,「静けさが爆発するところまでやる」と言いながら,彗星の如くフリージャズ史を掠め去った天性のソリスト.音楽を越え,表現をも越えて,音速の中で音を鳴らすことと鳴らさないこと,唯それだけに全てを賭けた男の横顔.雷鳴と電光,のように,言葉は音よりも常に遅れてくることをもどかしく感じてしまうような追想録だが,その中にあって間章の激越な調子の評言だけは,阿部の音に迫り拮抗せんとする強靭(狂人?)な意志と速度を持っている.

  • シガー&シュガー さん

    再読。誰かを伝説にする行為は好きじゃないけどこの人は「分かりやすい伝説にならなかった」から私の中では鈍い輝きを失っていない人。サックスは鳴っていないのに確かに音が聴こえた、っていうエピソードがイイ。

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