漢字の社会史 東洋文明を支えた文字の三千年 読みなおす日本史

阿辻哲次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642063890
ISBN 10 : 4642063897
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
追加情報
:
234p;19

内容詳細

漢字は中国語を表記する文字でありながら、今日まで日本人の言語生活・文字文化に絶大な影響を与え続ける。漢字への人間の関わりを軸に、成立から現在までの漢字の歴史を、豊富なエピソードを交えながら述べた名著。

目次 : 第1章 文字と古代国家(神聖な文字/ 記録の素材と内容/ 記録の方法)/ 第2章 国家と行政と文字(国家統一書体の完成/ 行政の現場から/ 記録素材の変化―竹から紙へ)/ 第3章 規範の確立(紙の登場と印刷の時代/ 王羲之の果たした役割―書家と文字規範/ 漢字教育の歩み/ 漢字の字形の整理―『千禄字書』/ 印刷のはじまりとその影響)/ 第4章 東アジアの文字事情(漢字を媒介とした文化圏/ 古代日本と漢字/ 文字と外交)/ 終章 二十一世紀と漢字

【著者紹介】
阿辻哲次 : 1951年大阪市に生まれる。京都大学文学部中国文学科卒業、同大学大学院博士課程修了。現在、京都大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぼのまり さん

    日本語として当たり前のように使っていて、そもそもは中国で発明されたものであることすら忘れてしまう漢字の発明、そして一般に使われるようになった歴史的背景を紐解いた1冊。改めて古代中国の発明の凄さと、それを上手に取り込むことに成功した日本人の力を思い知るに至る。

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人物・団体紹介

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阿辻哲次

京都大学名誉教授。漢字文化研究所所長。1951年大阪府生まれ。2017年に京大を定年退職後、京都・祇園の漢字ミュージアムにて漢字文化に関する生涯学習事業に参画する。専門は中国文化史。人間が何を使って、どんな素材の上に、どのような内容の文章を書いてきたか、その歩みを中国と日本を舞台に考察する。著作は多

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