われらの獲物は、一滴の光り

開高健

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845421589
ISBN 10 : 4845421585
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,354p

内容詳細

歿後20年、開高健が書き残した膨大なエッセイの中から、特に開高らしい特色を顕著に発揮した精粋を選りすぐった未刊のエッセイ集。単行本初収録のエッセイ18篇と厳選された47篇の計65篇を収録。

【著者紹介】
開高健 : 昭和5年大阪市生まれ。大阪市立大学法学科在学中に谷沢永一主宰の『えんぴつ』に参加。卒業後就職した寿屋(現・サントリー)宣伝部時代にトリスの“「人間」らしくやりたいナ”などのコピーを手がける。『裸の王様』で芥川賞を受賞した後、執筆活動に専念。昭和39年には朝日新聞の臨時特派員としてベトナムへ。この体験をもとにした『輝ける闇』で毎日出版文化賞を受賞。その後、川端康成文学賞、日本文学大賞、菊池寛賞を受賞。平成元年12月9日逝去

谷沢永一 : 昭和4年大阪市生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学教授を経て、名誉教授。日本近代文学および書誌学専攻。サントリー学芸賞、大阪市民表彰文化功労、大阪文化賞、読売文学賞、毎日書評賞

山野博史 : 昭和21年和歌山市生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程修了後、関西大学専任講師、助教授を経て、同大学法学部教授。専攻は日本政治史、書誌学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    左派の作家というイメージが強かったが、ベトナム戦争後は保守に転向しているようであり、本書からも伺えた。特にガリヴァー、オーウェル、チャップリンに対する洞察が鋭い。他の影響を受けたと語る本の話も面白くて、釣り竿を担いで、世界のどこにでも行って歓待を受けるというのマネしたいと思った。お酒と仕事柄の関係もあって、体には悪い生活をしていると思った。

  • DEE さん

    新聞などにのったコラムやエッセイを集めたものだけど、今読んでも的を得ているというか、意見が鋭いなと思う。 原因不明のバックペインに悩まされた著者は鍼に頼るのだけど、その見極めが見事。 上手いけど誠実でないニードルか、下手だけれど誠実なニードルか。開高健は後者を選ぶ。 やっぱりそうだよな、と初心を思い出させられた。

  • yooou さん

    ☆☆☆☆☆ 時間も場所もないバーカウンターで飲みながらお話をきかせて頂いた気分です。

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人物・団体紹介

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開高健

1930年大阪府生まれ。大阪市立大を卒業後、壽屋(現・サントリー)宣伝部で活躍しながら執筆活動を開始する。58年「裸の王様」で芥川賞受賞。代表作に長編小説『輝ける闇』(毎日出版文化賞)など。ベトナムの戦場や中国、東欧など世界各地を訪ねてルポ、行動する作家として知られた。89年逝去(本データはこの書籍

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