太平洋戦争 最後の証言 第2部 陸軍玉砕編 角川文庫

門田隆将

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041027028
ISBN 10 : 4041027020
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
448p;15

内容詳細

全国を訪ね歩き、集めた、90歳を越える元戦士たちの「遺言」
髪が抜け、やがて歯が抜ける極限の飢え、鼻腔をつく屍臭。生きるためには敵兵の血肉をすすることすら余儀なくされた地獄の戦場とは――。『太平洋戦争 最後の証第一部「零戦・特攻編」に続く第二部「陸軍玉砕編」。

【著者紹介】
門田隆将 : 1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。戦争、事件、司法、スポーツ等、幅広いジャンルでノンフィクションを執筆。『この命、義に捧ぐ台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • gonta19 さん

    2018/4/18 Amazonより届く。 2020/5/5〜5/24 先日読んだ「零戦・特攻」編に続く第二弾。ガタルカナル、インパール、サイパン、レイテ、硫黄島、沖縄など敗戦に向けて劣勢の中、無謀とも思える戦いを生き残った元兵士達の生々しい証言。戦争は何があっても起こしてはいけない。

  • kinkin さん

    太平洋戦争の激戦地であるガダルカナル島、レイテ、ニューギニア、インパール、沖縄他で戦って生還した元日本軍兵士の証言を元に構成した本。最近半藤一利さんの本を読むことが多い。他の著者が描いた戦地の状況を知りたく読んでみた。半藤さんは空襲や身近に亡くなった人や遺体をリアルでみたことに対し著者の本は伝聞を主にしていることと太平洋戦争に対するスタンスが違う面に築く。生存者はひとりひとりの記憶も違う、まさに藪の中。しかし悲惨であることには変わりないと感じた。図書館本

  • yoshida さん

    太平洋戦争を奇跡的に生き抜いた元兵士達の証言。終結の見込みの無いまま対米戦争を余儀なくされた日本は、米国との国力、生産力、科学技術の差が鮮明になるにつれ、精神主義を強くする。戦争は外交の一形態だが、敗戦となると本当に悲惨である。そこに実情を知らない作戦が大本営より出される。特にインパール作戦の牟田口司令官は無謀な作戦をごり押しし、上層部も情実で作戦を認可してしまう。その戦場はまさに地獄である。米国と戦争などしたい国はない。外交で戦争に開戦に追い込まれた当時の日本政府。塗炭の苦しみを繰り返してはならない。

  • かおりんご さん

    今回は陸軍の玉砕が中心。昨今、特攻隊に注目が集まり、映画や小説、ドラマになったりしているけれど、特攻隊はなくなった方のほんの一握りにすぎない。もっともっと悲惨な現状があったことを知るべきだと思うし、戦闘ではなく病気や栄養失調のためになくなった人たちが多かったことを伝えていかなければならないと思う。

  • リュウジ さん

    ★★★★★やっぱり門田さんの本はいい。アタマのお腹にしっかりたまる。この二部は陸軍の有名な戦いで生き残った人たちの証言だ。特攻など、空の戦いの死については、軍備や兵器能力、さらには戦術において劣っていたり愚かであったりしても、まだ「戦っている」と言えるもの。しかし陸軍での死の多くは、戦っての死ではなく生きることに対しての敗北=死である。戦うよりも先に、ただ山中を逃げ惑う。生きるために銃を捨てただ逃げ惑う。戦闘からの死から逃れるようにしながらも、マラリヤや赤痢、飢餓、戦傷によってただただ死んでいく。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

門田隆将

作家、ジャーナリスト。1958(昭和33)年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部に配属、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞(本データはこの

プロフィール詳細へ

門田隆将に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品