中国大減速の末路 日本はアジアの盟主となる

長谷川慶太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492444160
ISBN 10 : 4492444165
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
212p;20

内容詳細

「新常態」は失敗に終わり、習近平は「最後の皇帝」となる!日本経済の命運を左右する中国崩壊後の経済大局を読み解く。

目次 : 序章 中国主導のAIIBは「窮余の一策」にすぎない/ 第1章 日中冷戦に敗れた中国の惨状/ 第2章 個人独裁を目指す習近平の愚/ 第3章 ソ連末期に似た新常態―中国崩壊は目前に迫っている/ 第4章 中国崩壊後の世界―デフレはますます深化する/ 第5章 日本が世界市場を席巻する―日本経済再び黄金期へ

【著者紹介】
長谷川慶太郎 : 1927年京都市に生まれる。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、現在、多彩な評論活動を展開中。日本経済や産業の動向について、世界的、歴史的な視点も含めて独創的にとらえる国際派エコノミスト。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mazda さん

    すごく冷静な分析だと思います。AIIBは鳴り物入りの感がありましたが、実は経済成長が行き詰った中国の焦りが表面化したものだということのようです。つまり、国内成長が行き詰り海外での投資を行い労働力含め移動させるように舵を切った、ということのようです。量から質へ、と号令をかけているようですが、言葉でいうほど簡単には行かないでしょう。中国は、少しずつ恐怖政治へと移行しつつあるようですが、そうなるとロシアを同じ道を歩むことになるのではないでしょうか。日本は慌てず騒がず、ことの成り行きを見ていればいいと思います。

  • Eiichi さん

    著者のいつもの確りとした取材力で中国衰退の予想は既に答えが出ている状況です。どんな対策を打っても、中国は衰退、日本は、必ず繁栄して行くでしょう。

  • ぷれば さん

    中国の国家主導での「国土開発」による高度成長が崩壊。投資型経済を改め、「量から質」への転換を余儀なくされている。本書では、中国情勢を解説しつつ、共産党一党独裁ソ連の末期と対比している点がわかりやすい。ソ連だけでなく、東独が崩壊後に西側システムに適応できたか!?についても言及。2016年も中国情勢から目が離せない。

  • ZEPPELIN さん

    根拠が何なのかよく分からない部分はあるものの、現在の中国が抱える諸問題を一通り解説。量で押してきた経済が停滞し、その起死回生の策がAIIB。安倍さんにすり寄ってきた時の習近平の気味の悪い笑顔は忘れられない。また、人民解放軍の暴走を止められず、国防費より治安維持費が高いと言われるような状態は、国内が混乱している何よりの証拠。首相を独裁者だのヒトラーだのと呼んでも命の心配は要らず、国会周辺でデモをやっても戦車で轢かれる恐れのない我が国。中国のおかげでいかに恵まれているかがよく分かります

  • ハル さん

    中国経済の闇金融(シャドーバンキング)から地方政府に融資されたお金は各地の都市開発に充てられ、「鬼城」と呼ばれるゴーストタウンを作り出し、不採算の高速道路など、巨大な債務が残されている。経済成長の停止は共産党独立体制への不満、崩壊、群雄割拠に移行していくのか。中国経済復活の窮余策、アジアインフラ投資銀行を、日米が参加を見送ったのは当然。日本の参加を期待し、高度・環境技術等の協力を求め日中首脳会談がようやく実現したが、それまでの安倍首相の一貫し、毅然とした態度によることが大きい。民主党政権でなくて良かった。

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長谷川慶太郎

国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年に独立。1983年に出版した『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で、第3回石橋湛山賞を受賞した。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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