嶽神 下 湖底の黄金 講談社文庫

長谷川卓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062772563
ISBN 10 : 4062772566
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
追加情報
:
448p;15

内容詳細

仲間を信じ、知恵をしぼって辛くも生き延びている多十一行に、服部半蔵から最強の刺客たちが放たれる。妖術をあやつり、もはや復讐の鬼と化した殺人集団に対して、勝機はあるのか?御遺金のありかは?男たちの生き様と熱い絆を描き、最後の最後まで気が抜けない時代伝奇小説の名作、圧巻の大団円。

【著者紹介】
長谷川卓 : 1949年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻修士課程修了。’80年、「昼と夜」で第23回群像新人文学賞受賞。’81年、「百舌が啼いてから」で芥川賞候補となる。2000年、『血路―南稜七ツ家秘録』で第2回角川春樹小説賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ポチ さん

    多十がいい‼︎次から次へと襲いくる殺人忍者達との果てしない死闘の数々を制し、幼い勝三と蓮を守り抜き独り山に帰っていく。なんてかっこいい男なんだろう‼︎まさに“嶽神”!

  • つねじろう さん

    これは当たりだった。主人公ひとり渡りの山の民、ちょっとした恩義と一度した約束は最後まで何が何でも守る男が惚れる男。まわりが武田の遺児、武田の穴掘り忍者に、風魔に猿飛、伊賀の四天王と服部半蔵、で、武田の隠し埋蔵金という豪華ご馳走満載で、追いつ追われつ、抜きつ抜かれつのスピード感溢れる展開。絶体絶命を知恵と勇気とチームワークで乗り切る爽快感。上下合わせて900ページをテンポ良く一気に読ませる。主人公を変えて行く勝三と蓮のコンビが良い。山の情景描写も印象的。お気に入りの作者が増えてラッキーでした。

  • ベルるるる さん

    武田の残した遺金のために、追っ手の数は増え続け、逃げても逃げても追いつめられていく多十たち。とても勝ち目はないと思えても、多十の人柄か、命を投げ出して助けてくれる者達も現れ、それぞれの持つ技と知恵が次の道を開いていく。面白くて、上下巻ともに厚いけれど一気に読み進んだ。あまりにも沢山の死があるので、そこは読んでてもちょっと辛い。

  • あっこ さん

    面白かった。スーパー忍者たちとの戦いはどうなるかと思ったけど、多十は本当にかっこよかった。人を惹きつける魅力を持っている人とは、まさに多十のような人を言うのだろう。三人の穏やかな暮らしを祈らずにはいられなくなった。

  • かわうそまん さん

    あー面白かった。まさに時代伝奇小説の傑作。服部半蔵が仕掛ける伊賀四天王や朽木一族との壮絶な戦いに頁を捲るてが止まりませんでした。勝三と蓮を守ろうとする多十の生き様に惚れました。信と義を重んじる漢の生き様は爽快で痛快ですね。

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人物・団体紹介

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長谷川卓

1949年、小田原市生まれ。80年、群像新人文学賞を受賞。81年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。2020年11月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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