エックハルト“と”ドイツ神秘思想の開基 マイスター・ディートリッヒからマイスター・エックハルトへ

長町裕司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393323687
ISBN 10 : 4393323688
フォーマット
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;20

内容詳細

キリスト教思想史内部からの“突出せる非連続面”の一断面。日本の禅や西田哲学とも響きあうエックハルトの神秘思想。先蹤たるディートリッヒから説き起こし、ドイツ古典哲学を形成したフィヒテやシェリングやヘーゲルにも及んだ巨大な影響をもふまえ、また20世紀の哲学思索の巨頭ハイデガーとも対峙するエックハルトの、精神の危機に苦しむ現代にこそ重要性を増す「個の覚醒」の意義を明らかにする。

目次 : 序の部 今日の思惟の境涯における“ドイツ神秘思想”の意義/ 承前 知性的活動原理における、“神の像(imago)の在り処”の究明―ドイツ神秘思想成立の「理論的布石」としてマイスター・ディートリッヒ/ 本編 エックハルト論攷(マイスター・エックハルトの言語理解に寄せて/ マイスター・エックハルトの根本テーゼ“Esse est Deus”―その、聖書的かつ形而上学的基礎の開明へ向けての準備考察/ 普遍的神性の問題を巡っての、マイスター・エックハルトにおける宗教哲学的問題脈絡への諸断章)

【著者紹介】
長町裕司 : 1956年生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。上智大学大学院哲学研究科修士課程、同神学研究科修士課程修了。ミュンヘン哲学大学哲学研究科博士後期課程修了。哲学博士(ミュンヘン哲学大学)。現在、上智大学文学部哲学科教授。研究分野はドイツ近代・現代哲学と宗教哲学、とりわけキリスト教思想史におけるドイツ神秘思想及びハイデガーと現象学の展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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