長倉洋海と東北の子どもたち

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だけど、くじけない 子どもたちからの元気便

長倉洋海と東北の子どもたち

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140815199
ISBN 10 : 4140815191
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
168p 21cm(A5)

内容詳細

まっすぐに綴られた言葉と、生きる力をとらえた写真。震災からの出発。

【著者紹介】
長倉洋海 : 1952年北海道釧路市生まれ。大学生時代は探検部に所属し、手製イカダによる日本海漂流やアフガン遊牧民接触などの探検行をする。通信社勤務を経て、1980年よりフリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を精力的に取材。中でもアフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエル・サルバドルの難民キャンプの少女ヘスースなどを長いスパンで取材し続ける。戦争の表層ではなく、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラ・アイは写真集『マスード 愛しの大地アフガン』『獅子よ瞑れ―アフガン1980‐2002』『サルバドル 救世主の国』『ヘスースとフランシスコ エル・サルバドル内戦を生き抜いて』などに結実した。2006年にはフランス・ペルピニャンの国際フォト・ジャーナリズム祭に日本人初の写真家として招かれ「マスード敗れざる魂」展を開催し、大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じょんじょん さん

    2011年9月から12月東日本大震災被災地の子供たちの写真と言葉で綴った写真集。被災から6ヶ月から9ヶ月、復興のさなかの被災地で子供たちの笑顔が輝いていました。子供の笑顔は何にも変えがたいものと本当に実感するとともに、未来を感じさせるものと改めて気づきました。そして、子供たちの言葉は、祈り、決意、希望、悲しみ、呼びかけ、どれをとってもピュアで心に刺さるものでした。震災から7年半、都市でも街灯が消され、CMも自粛したあの日を決して忘れてはいけないということを、子供たちの笑顔とともに心に刻みたいと思います。

  • エンブレムT さん

    3.11に起きたこと。被災地の惨状。その記憶を風化させないための記録はもちろん大事なこと。けれど、現在進行形で『だけど、くじけない』と頑張っている人々の姿を記録していくのは、もっと大事なことなのだと思いました。本書は、東北に住む9歳から13歳の子どもたちが綴った言葉と、長倉洋海さんの写真で構成されています。哀しみを忘れて笑顔を取り戻したわけではなく、愛しい日々を心に灯したまま必死に前を見つめようとしているその姿を、その笑顔を、私たち大人は守っていかなければならない。改めてそう思う1冊になりました。

  • 瑪瑙(サードニックス) さん

    2011年9月から12月までの南相馬、宮古、仙台、いわきの子供たちの写真と言葉。あんな恐ろしい目にあった子供たちだけれども、写真のなかの瞳は輝き、笑顔が素敵だった。でも、子供たちの言葉を読むと胸が痛んだ。幼くして命の大切さや人々の温かさに触れ、将来に希望を持つ言葉に、なんて子供たちって強くてたくましいのだろうと思った。亡くなった身内に語りかける言葉もあり、それが決して悲観的ではない所に泣きそうになりました。

  • けんとまん1007 さん

    子どもたちは、本当によく見ているし、考えている。それがわかる。そして、子どもは未来・希望だ(月並みだが)。そんな中、 『大人の人たちは、「福島原発」というふうに言う。でも、本当は、東京の電力なのに、福島がわるいっていっているようで、ちょっとつらいです。』という子どもの言葉が突き刺さる。この言葉を聞いて、大人は何が言えるだろうか?こういう例は、きっと、あちらこちらにあるのだと思う。目に見えないというだけで、関係しているにも関わらず、他人事として考えている人の、なんと多いことか。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    あの震災を経験して、それでも瞳を輝かせている子どもたちがとても眩しく思えました。今、彼らはどうしているのでしょうか。

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