しまなみ誰そ彼 1 ビッグコミックススペシャル

鎌谷悠希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091874191
ISBN 10 : 4091874193
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
168p;18

ユーザーレビュー

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とにかく素晴らしい。LGBTを主にマイノリテ...

投稿日:2021/04/09 (金)

とにかく素晴らしい。LGBTを主にマイノリティを描いています。 心理描写がとてもよく、しまなみの雰囲気もとても素敵でした。 自分自身の価値観など、とても考えされられました。

an さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ももたろう さん

    「誰そ彼」ってなんてステキな言葉なんだろう。思春期って特に悩む時期なのに…たすくの気持ちが苦しくて切なくてずっと胸が痛かった。アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓15の君へ〜」の歌を思い出した。それでもこの作品ずっと読んでいたいと思った。絵がね、すごくいい。マンガってすごいなーいいなーって。LGBT差別解消法なかなか進まないみたい。当事者の意見もいろいろだけど根拠となる法がないと変わらないのかなぁと思うし…でも自分も実はよくわかってない。美輪さんが言ってたけどオカマが差別用語なんだってことも知らなかったし。

  • わたお さん

    初読み鎌谷悠希さん。細やかで美しい絵と、その画力から出される幻影的で絵画的な表現に目を奪われました。ゲイであることを知られたくないたすく。違うって言うだけなのに、自分が一番傷つく言葉を使って否定してしまうのは何でだろうなぁ。たすくのその行動に私も胸が痛くなる。同性とか異性とか関係なしに、他人と深く愛し合うことができるっていうのはとても素敵なことだと思います。どっちだって根本は同じじゃないのかな。たすくが自分を殺さないでいける未来ができるといい。まずは釘を抜けた、さて次は…次巻も必ず読みます!

  • ひろき さん

    重いテーマの本作が今後どのような展開をみせるのかとても興味深い。また特殊な心理描写の漫画的表現がなされていて見ていて面白かった!

  • ネロ さん

    鎌谷さんの新作は、ついにそこに踏み込みましたか…という印象の作品。性的マイノリティーが法的にも受け入れられてきたように思う昨今、でも実際はどうでしょう。恐らく表面的なものに過ぎませんよね。その辺りの微妙なザラザラ感が本当によく表現されています。主人公たすくの感じる息苦しさ、しかし大声で叫び出したくなる程の欲求を内に押し込めている様子にこちらも胸が苦しくなります。尾道の美しい情景と音楽的な心理描写がやはり素晴らしくて、どっぷり物語に浸ってしまいました。

  • パンダ侍 さん

    ★★★★☆ 読友さんのオススメ感謝。しまなみの尾道を舞台に、自身の自我を見出す高校生・たすくの物語。「お前ホモなん?」と同級生に疑われ、性癖がバレたと怯えて尾道の高い坂からの飛び下りを考える彼の前に現れる「誰かさん」と呼ばれる女性。彼女は小さな世界でもがく彼を『談話室』へと誘う。後半のたすくが同性の同級生への恋に気付く音のないシーンが、たまらなく胸をうつ。尾道のどこへ繋がるのかわからない坂道の街並みがノスタルジックに読者をあの時へと運ぶ。在り方は様々だが、これも日本のLGBTの現在の一面を切り取る良作。

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