頂点への道

錦織圭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902517
ISBN 10 : 4163902511
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
370p;20

内容詳細

「夢は世界チャンピオンになること」
小学校の卒業文集に、そう記した。

●わずか5年前、怪我に苦しみ、世界ランク898位から再スタートした。
世界各地を週ごとに転戦し、日程によっては深夜2時まで試合を続けることもある。
ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マリー、世界の4強と相まみえる精神的重圧と高揚。
2014年、運命のコーチ、マイケル・チャンを迎えて「動かず攻める」攻撃テニスが開花。頂点をめざす!

●本人が2010年からつづってきた生の言葉で、試合の内幕、負傷の苦悩、戦いへの決意が語られる。
ジュニア時代より彼を追ってきたテニス記者、秋山英宏がテニスの基礎知識を解説、大きな試合をレビューすることで、知られざる苦闘がさらに立体的に見えてくる。
現役の世界トップアスリートが自らの言葉でここまで記した書籍は稀。
国民的ヒーローの初めての自著、テニスファンならずとも必携です。


【目次】
この本について

プロローグ 〜2009年
5歳でテニスをはじめ、13歳で米国留学。2007年にプロ転向、08年のツアー初優勝を経て飛躍が期待されながら、ヒジの負傷が錦織を襲った。頂点への長い道程はここから始まる

T「復活」2010年(20歳)
長いリハビリを経てついにツアーに復帰。怪我の再発、プレーの不調と「早くこの状況を脱出したい」という不安を抱えながら、下部大会で優勝を重ね世界ランク100位内に這いあがる

U「模索」2011年(21歳)
結果的にランキングは30位と、日本人最高を更新。しかし「もっと攻撃的にいかないと世界のトップには勝てない」と、堅実なプレーと攻撃テニスのバランスを模索した1年でもあった

V「成果」2012年(22歳)
全豪で四大大会初の8強に。ロンドン五輪でも8強、楽天オープンで優勝。20位圏内に浮上し、トップ10と互角に戦う自信ができてきた。「トップ20位としての貫録、強さを示したい」

W「苦闘」2013年(23歳)
トップ10を目前にして、重圧が襲った。精神面からプレーも崩れ「夏に思うような結果が出なかったのは悔しい部分」。年間、大怪我なく戦えはしたが、壁を破るには何かが必要だった

X「変化」2014年(24歳)
マイケル・チャンコーチを迎えて転機が訪れた。ついに攻撃的テニスが開花。「勝てない相手はもういない」という自信を胸にUSで準優勝、ツアー最終戦出場も果たし、世界ランク5位に

Y「頂点」2015年(25歳)
ブレイクを果たし、トップにアタックする用意は整った。全豪8強も「これからは、ここを越えていく」と上を見すえる。ランクはついに4位へ。頂点への道は完全に視界に入っている

【著者紹介】
錦織圭 : 1989年12月29日、島根県生まれ。5歳でテニスをはじめ、13歳のときに米国に留学。2008年、デルレイビーチ国際で日本人として松岡修造以来のATPツアー優勝を果たす。2009年は負傷で長期離脱するが、2011年に松岡が記録した日本男子の世界ランク最高46位を更新。2012年に全豪オープン、ロンドン五輪でベスト8入り。2014年にはUSオープンで決勝に進出し、世界ランクは5位まで上昇。アジア人として初めて、年間のベスト8人だけが出場できる最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルズに出場した

秋山英宏 : 1961年生まれ。大学卒業後、フリーランスライターとしてスポーツを中心に雑誌、新聞で執筆。1987年よりテニスの取材をはじめ、グランドスラム、国内外の主要トーナメントをカバーする。テニス専門誌やスポーツ誌などに多くの試合レポート、インタビューなどを寄稿。現在は日本テニス協会広報委員会副委員長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けい さん

    ケガや故障で思うようにテニスができなかったり、勝つためのプレーと自分の理想とするプレーとのギャップの葛藤が飾らない言葉で綴られています。特にチャンコーチを迎えてからの2014年以降は自信と勝利への執着心があふれ、心技体が揃った理想の形に。頂点に立つその瞬間を絶対に見逃さないよう、これからも応援し続けます。 

  • ふ〜@豆板醤 さん

    同年代のトップアスリートである錦織さんについて知りたいと思い手に取った本。着実に毎年世界ランクを上げていく中での反省が綴られた自身のブログとスポーツ記者の解説、という構成。負けたら悔し涙を流すほどの勝利への執念・こだわりやハングリーさは見習いたい。プレースタイルの変化の経緯やトレーニングでボクシングをしたりと、個性が見える場面もあった。テニスをかじっていたので少し共感できる部分もあったけど、シングルスでコートを走り回るキツさは想像できないな..「トップ10の選手に勝てない選手なんて、トップを狙えない」

  • なっち さん

    錦織選手、大好きなスポーツ選手の一人です。最初の小学生時代の文集がとてもいいです。世界チャンピオンの夢にむかって…頑張れ錦織圭!!応援しています。 プレーはもちろんのこと、人柄もとても素敵でますますファンになりました。

  • かっちゃん さん

    普段は普通のお兄さん。テニスが大好きで、誰よりも勝ちたい上手くなりたいというものすごい向上心!だから失敗も敗北も挫折も成長の糧にしてしまうんですね。強いメンタルとは実は誰でも持ち得る純粋な気持ちのことだと思います。生まれつきでもなく、どんなトレーニングよりも好きって気持ちが最強のメンタルなんですね。

  • こうちゃ さん

    ☆4 プロテニス選手としては小柄な錦織君。幾度も怪我に悩まされ、それでも世界の頂点を目指し戦い続ける彼の軌跡を、彼のブログと彼をジュニア時代から取材してきた秋山氏の試合観戦記などと共に掲載。(2010年〜2015年初旬までの戦績と、世界ランキングも掲載)。娘がジュニア時代に自分も娘のコーチとしてどっぷりテニスに浸かっていた日々を思い出し、この熱い感覚がとても懐かしかった。現役ジュニアや家族の方に特におすすめ。お風呂にPCやゲーム機をポチャンしてしまうお茶目な!?一面も、彼をつい応援したくなる要因なのかも。

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