「聖なるあきらめ」が人を成熟させる

鈴木秀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776208624
ISBN 10 : 4776208628
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
167p;18

内容詳細

「聖なるあきらめ」とは、前向きにあきらめること。物事に執着しない「諦め」、物事を明らかにする「明らめ」、この二つから成る、人生を賢く生きぬく知恵なのです。

目次 : 第1章 苦しいとき、悲しいときこそ聖なるあきらめを(不幸の中にも幸せの種はある/ 執着を手放す第一歩は感謝の心を持つことから ほか)/ 第2章 ありのままの自分を愛するために(あきらめることで、人は優しくなれる/ 他人に自分と同じものを求めない ほか)/ 第3章 聖なるあきらめが導いてくれる穏やかな心(失ったものが大きければ大きいほど人は頑張ることができる/ あきらめることと逃げることは、同じではない ほか)/ 第4章 あきらめることで自分を見失わなくなる(「ほめられること」をあきらめる/ 「人から何かをしてもらうこと」をあきらめる ほか)/ 第5章 人間として成熟するための聖なるあきらめ(人生の目的は誰でも必ず持っている/ 克服しようとしない ほか)

【著者紹介】
鈴木秀子 : 東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。フランス、イタリアに留学。スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員・聖心会会員。長年にわたり、全国および海外で講演活動を行い、多くの相談を受けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • naoっぴ さん

    執着を手離すといいというのは頭ではわかっているけれど、知らず知らず持ってしまうもの。自分ではあまり自覚していなかったけれどやっぱりあった(笑) 読んですごくスッキリしました。「聖なるあきらめ」って何?と思ったら、物事を明らかにする「明らめ」と、執着を手離す「諦め」のことだそう。具体的な事例を挙げながら教えてくれるので、ひとつひとつがしっくりと腑に落ちて、読後はまるで講話を聞き終わったような感じでした。印象的なことばがたくさんあって付箋もたくさん使いました(^^)

  • 団塊シニア さん

    精一杯やったことを明らかに認め余計な心配をし続けるのを諦めるというように聖なるあきらめとは前向きに明らめること、具体例を交えての解釈はわかりやすい、日常生活で、どう自分に落とし込めるかがポイントかもしれない、そんなに簡単ではない、

  • BluePlanet さん

    ★4.7 2015年7月2日発行。「聖なるあきらめ」とは、物事に執着しない「諦め」と、物事を明らかにする「明らめ」とのこと。確かにこの2つを実現できれば、どんな状況でも幸せが見つかるのかも。このことを、いくつもの実例を通してわかりやすく解説。副題にあるように、不安、執着、怒り、イライラを消すヒントがここにあると。人生はあきらめる(=「聖なるあきらめ」)とうまくいくはまさにその通りかも。著書の臨死体験については、前に講演を聞きましたが、この本でも最後に触れられてましたね。

  • かつどん さん

    本当の幸せとは何なのか。人は何に不幸を感じているか。そして、聖なるあきらめ、とは? あきらめという言葉からは、ネガティブな印象を受けますが、本書ではそう捉えず、一つは、思い込み、固執、物欲、自己否定、ネガティブ…などといった自我、とらわれの心から解放されること。もう一つは、明らかにする=「明らめる」とし、真相を深く知ること。 良いことも悪いことも感謝の心で受け止め、その本質を知り、愛を持って見返りを求めることなく行動する。 本書を実行する前に まずは心の感情の器に新たな考えが入るか。素直に捉えられるか。

  • 布遊 さん

    *年齢を重ねると、「エネルギーをうまく分配する」という能力が若さと引き換えに上がってきます。*変えられないことを諦める。自分の置かれた状況が明らめられ、何をするのがベストなのかを見つけやすくなる。シスターである著者が、実例を挙げて、あきらめることの大切さを教えてくれる。半分ほど読んだところで、「あきらめる」と言う言葉の響きが、受け入れられなくなり、後半は飛ばし読みとなってしまった。あきらめるというより、「人事を尽くして天命を待つ」方が、いいかなぁ〜もっと熟読すれば、理解できたかもしれませんが、今回はごめん

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

鈴木秀子

聖心会シスター。1932年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。日本にはじめてエニアグラムを紹介。全国および海外からの招聘、要望に応えて、「人生の意味」を考える講演

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品