クラシック音楽 異端審問

鈴木淳史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784871985697
ISBN 10 : 4871985695
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
19cm,182p
184p 四六版

商品説明

異端こそ、名演である。
クラシック音楽批評を混乱・混迷させてきた鈴木淳史が放つ大問題作。

すでに数多く出されている洋泉社y新書や青弓社の音楽書で、ファンの心をとらえて離さない鈴木淳史の、待望の新刊書です。
可笑しさタップリ、いや、「ウーン」と人を唸らせて「参った」と思わせる、鋭くもしなやかな批評。正統と異端、二律背反する思考回路をみごとに表現する筆致に乾杯!!
【クラシックは清く正しく美しい音楽です。だから、それに合致しない演奏は「異端」であり、心して排除していかなければなりません。曖昧なものを曖昧なままにして語ることをわたしは好みません。この本を通して、そうした曖昧さに別れを告げ、強く美しく正しい音楽とたくさんめぐり逢っていただきたいと、実に曖昧な気持ちのまま、心にもないことを願う次第です。うくく】

【もちろん、異端を異端として楽しむのは、ずいぶんと窮屈な楽しみ方であることは承知だ。もっと耳も心もオープンにして、異端も正統も関係ない、自由な聴き方をすればいいではないか。
ごもっとも。わたしもそれが理想だと思う。しかし、世界観という名のもとに、周囲を勝手に壁で囲ってしまって、あえてそのなかでセコセコと楽しむ、この濃密なことよ】

本書は「クラシックジャーナル」022〜035に連載した「クラシック異端審問」と、036〜039に連載した「クラシック微妙系」をベースに4回分を加筆し、訂正して単行本化。

そこで、採り上げられる音楽家は、【ニコラウス・アーノンクール/マリオ・ヴェンツァーゴ/ヴェルナー・ハース/ジャン・フルネ/フィリッペ・ヘレヴェッヘ/オラシオ・グティエレス/ジョス・ファン・インマゼール/シルヴァン・カンブルラン/ルネ・ヤーコプス/ダニエル・バレンボイム/グスタフ・レオンハルト/マレク・ヤノフスキ/デニス・ラッセル・デイヴィス/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/リチャード・ヒコックス/ピエール・ブーレーズ/アレクサンドル・タロー/アレクサンダー・ギブソン/エマニュエル・クリヴィヌ/ジョナサン・ノット/トマス・ダウスゴー/尾高忠明】

内容詳細

目次 : 〜異端こそ名演である。クラシック音楽批評を / 混乱・混迷させてきた鈴木淳史が放つ大問題作。〜 / 【CONTENTS】 / ●クラシック音楽 異端審問 / ニコラウス・アーノンクール / マリオ・ヴェンツァーゴ / ヴェルナー・ハース / ジャン・フルネ / フィリップ・ヘレヴェッヘ / オラシオ・グティエレス / ジョス・ファン・インマゼール / シルヴァン・カンブルラン / ルネ・ヤーコプス / ダニエル・バレンボイム / グスタフ・レオンハルト / マレク・ヤノフスキ / デニス・ラッセル・デイヴィス / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ●クラシック音楽 微妙系 / リチャード・ヒコックス / ピエール・ブーレーズ / アレクサンドル・タロー / アレクサンダー・ギブソン / エマニュエル・クリヴィヌ / ジョナサン・ノット / トマス・ダウスゴー / 尾高忠明

【著者紹介】
鈴木淳史 : 1970年山形県生まれ。「私批評」を標榜しつつ、売文業を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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鈴木淳史

1970年、山形県生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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