医学の歴史 サイエンス・パレット

鈴木晃仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621089422
ISBN 10 : 4621089420
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;18

内容詳細

医学の長い歴史において、臨床、書物、病院、共同体、実験室の5つの類型を考えることができる。これらの類型は古代から19世紀まで年代順にあらわれて、層をなすように重なって現代の医学を形づくっている。本書ではこの類型的な把握に基づいて、医学の長い歴史を簡潔に解説する。

目次 : 序章 医学の諸類型/ 1 臨床の医学/ 2 書物の医学/ 3 病院の医学/ 4 共同体の医学/ 5 実験室の医学/ 6 現代世界の医学

【著者紹介】
ウィリアム・バイナム : ロンドン大学名誉教授。イェール大学医学部、ケンブリッジ大学を経て、1973〜96年までロンドン大学ウェルカム医学史研究所の所長を務める。専門は医学史

鈴木晃仁 : 慶應義塾大学経済学部教授。東京大学教養学科卒業。ロンドン大学ウェルカム医学史研究所(PhD)、アバディーン大学トマス・リード研究所などを経て現職。専門は医学史

鈴木実佳 : 静岡大学人文社会科学部教授。東京大学教養学科卒業。ロンドン大学(PhD)などを経て現職。専門はイギリス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Akihiro Nishio さん

    切り口が面白い。医学の歴史を登場順に、臨床の医学、書物の医学、病院の医学、共同体の医学、実験室の医学と分類して解説する。病院で患者をまとめて診ること、膨大な剖検をすることが臓器別医学の先鞭をつけたという指摘が面白い。あと、細菌の発見以降の医学の発展のスピード感には興奮させられる。病院が発展するまでは、西洋と東洋の医学にほとんど違いはない。病院で診るようになったのは、きっと工業化によって貧しく不健康な都市生活者が増えたからに違いない。結局、分岐点は産業革命に行きつくのか・・。

  • 有沢翔治@文芸同人誌配布中 さん

    面白かった。最初、外科と内科は学問体系が別々だったことは知っていたが、フランス革命で統合されたのは知らなかった。外科学は目に見えるから内科に比べて発達しやすかったと考えていたが、これも誤り。少なくともヨーロッパでは、ガレノス以降、宗教的な理由から死体の解剖が禁じられていた。

  • ぽんちゃん さん

    たまーに医学関連の本を読むことがあるのですが、取り上げていたテーマがこれまで読んだことがなかったものもあって良かったです。結構資料も多くて読みやすい!

  • りこ さん

    流し読み。医学の特徴を時代ごとに分類してたのが面白かった。 だけど文章はかなり読みにくかった。訳が微妙なんだと思う。

  • まえぞう さん

    一生懸命体系立てて論説しようとしているのはわかりますが、いまいちストンと落ちませんでした。要は、医学はケースバイケースの学問だと言うことでしょうか。

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