基本情報
内容詳細
「畿内」という呼称がある。昔から都と都に近い京都南部、奈良と大阪のほぼ全域、兵庫県南東部は畿内と呼ばれ、日本を代表する大都市圏に位置付けられてきた。しかし、滋賀県は京都のすぐお隣なのに畿内に含まれず、古代から都も設けられた要衝地なのに、まるで関西からハブられているかのような哀しさが漂っていた。ところが近年、滋賀の躍進がすさまじい。「関西でもっとも地味な県」は「関西でもっとも住みやすい県」と評判になり、それを裏付けるかのように、平均寿命(男性)も全国トップに立った。その効果は大きく、大津をはじめとして草津、栗東、守山、果ては彦根まで、湖南・湖東の琵琶湖線沿線に移住者がワンサカ押し寄せ、人口が激増している。本書はそんな新時代を迎えた湖国・滋賀の好調の要因と問題点を分析しながら、滋賀県と滋賀県民の本質にズバリと斬り込んでいく!
目次 : 第1章 滋賀県ってどんなトコ?/ 第2章 滋賀県の歴史は当然、琵琶湖から始まる/ 第3章 滋賀県民ってどんなヒト?/ 第4章 そこそこ大都市なのに存在感が無い大津市/ 第5章 新住民が激増する湖南地域は理想郷か!?/ 第6章 近江の伝統が生きる湖東地域の苦悩/ 第7章 近江の地域格差を象徴する湖西・湖北の明と暗/ 第8章 近江人と移民のタッグで新「湖国」を誕生させよう!
【著者紹介】
岡島慎二 : 1968年茨城県生まれ。全国各地をめぐり、地方自治やまちづくりのあり方について取材するかたわら、土地に根付いた酒場で杯を傾けるのを何よりの楽しみとしているライター兼編集者
鈴木士郎 : 1975年東京都生まれ。編集者・ライター。出版社を経てフリー。地域批評シリーズ創刊より編集スタッフ、編集者として携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ジンベエ親分 さん
読了日:2019/05/03
Akihiro Nishio さん
読了日:2018/12/31
ゆーき さん
読了日:2019/01/29
かずさん さん
読了日:2020/12/30
(外部サイト)に移動します
文芸 に関連する商品情報
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
-
【最新】2024年本屋大賞受賞作品決定 全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」。2024年本屋大賞結果が4月10日(水)に発表されました!大賞作品は『成瀬は天下を取... |2024年04月10日 (水) 14:00
-
松原タニシ最新刊『松原タニシ怪談集(仮)』6月26日発売 事故物件住みます芸人・松原タニシ最新刊!ベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズの著者による怪談集。 |2024年04月08日 (月) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・