30の都市からよむ日本史 日経ビジネス人文庫

金田章裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532198084
ISBN 10 : 4532198089
フォーマット
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
302p;15

内容詳細

仙台が杜の都になった理由、日本初の上水道がつくられた小田原、徳川軍の襲来を恐れて築かれた金沢の惣構、大名に金を貸し、紙幣も発行していた今井、京都と並ぶ文化都市だった山口―。古都、城下町、港町から商業都市、自治都市、寺内町まで、30の街のエピソードでたどる地域からの日本史。

目次 : 札幌―京都にならった基盤目状の計画都市/ 函館―本州との交易を担った北海道の玄関口/ 十三湊―安藤氏のもとで栄えた中世の交易都市/ 平泉―東北を席巻した奥州藤原氏が築いた理想郷/ 仙台―伊達政宗の願いが込められた「杜の都」/ 会津若松―名城と謳われた若松城を中心に広がる城下町/ 宇都宮―3つの顔をもっていた北関東の要衝/ 東京―「大江戸八百八町」と称された世界有数の大都市/ 横浜―欧米の近代文化を受容・発信した港町/ 鎌倉―天然の要害に築かれた東国武士の拠点〔ほか〕

【著者紹介】
金田章裕 : 京都大学名誉教授。専門は人文地理学、歴史地理学。1969年京都大学文学部卒、74年同大学大学院文学研究科博士課程修了。94年同大学文学部教授、01年副学長、04年理事・副学長、08年大学共同利用機関法人・人間文化研究機構長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • リョウ さん

    日本史の舞台になってきた30の都市から歴史を考えるという面白いコンセプト。日本史の主な流れはどうしても中心になった都市がメインになってしまうが、その時期に他の地域でどんなことが起こっていたかを知ることも必要。

  • 田中峰和 さん

    歴史小説を読むだけではよほどの読書量でもない限り、全国の主要都市の成り立ちなどわからない。そこに住み着いた人々や政治など、主要都市の成立と発達から日本史をみることで、歴史小説を読む楽しみが増えるはず。日本初の上水道が造られた小田原、徳川家の襲来を逃れるため築かれた金沢の惣構、京都とならぶ文化都市だった山口など、観光で訪れたときにより深く街を知る豆知識としても重宝できる。古都や城下町、港町に商業都市、自治都市から寺内町まで、30に及ぶ街のエピソードを辿ることで、さらに日本史に興味が持てる。

  • まーくん さん

    この手の本は書店で立ち読みすると衝動買いしてしまう(本屋じゃ読み切れんし、値段もあまり高くないし・・)。日本の30都市(県庁所在地がやや多いが十三湊・諏訪など小都市も)の歴史をさらっと。広く浅くという感じであるが、今まで知らなかった事柄もたくさん。かつて住んだことがる新潟や札幌でも、「ほー、そーだったの」ってことが。地理・地学用語もパラパラ、ブラタモリか?それにしても30都市は多すぎて、賞味期限切れの脳細胞には無理。記憶定着せず。

  • ココアにんにく さん

    選ばれた都市の中には代表的なものだけでなく、十三湊や平泉、今井、鞆の浦など、日本史の独自の視点から選ばれた都市が含まれており、その選択が非常に面白いと感じました。私は興味が湧いた順に、例えば、会津の次に山口などといった具合に読み進めました。各都市がどのような地理的条件や歴史的背景を持ち、日本史の中でどのような役割を果たしてきたのか、そのつながりがよく分かる内容でした。短い文章の中に多くの情報が凝縮されていたので気になることがあるたびに、ネットで詳しく調べているとあっという間に時間が過ぎていきます。楽しい!

  • 虎ボルタ さん

    一つ一つの都市の歴史がコンパクトにまとまっており、興味深い内容だった。意外と街の造り、生い立ちにスポットライトが当たることは少ないですからね。とは言え、30は多すぎたかなー。最後は、行ったことあるところを中心に。(苦笑)

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