小説 明日のナージャ 〜16歳の旅立ち〜講談社キャラクター文庫

金春智子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063148817
ISBN 10 : 4063148815
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
281p;15

内容詳細

2003年2月から2004年1月まで、テレビ朝日系列日曜朝8時半から1年間放映していた、『明日のナージャ』が放映15周年の今年、キャラクター文庫で小説になります。

100年前のヨーロッパを丁寧に描いた内容と絵の設定や、「きっと明日にはいいことがある」と前向きに人生を切り開く13歳の主人公ナージャは、小学生以上の女性の心を掴み、熱いメッセージがプロデューサーに届いていました。ネット上で「続きが知りたい」という声が上位に上がっており、この作品で3年後の16歳のナージャを描くことになりました。

13歳で母コレットと出会い、孤児から貴族の生活に一転したナージャは16歳になった。豊かな生活の中で、いつも心にかかっているのは、アップルフィールド孤児院の友達と、ダンデライオン一座の仲間たち。友達を探しに行くことを決意したナージャは、母コレットの計らいで、ダンデライオン一座と一緒に行動することに。でも運命はナージャに過酷な扉を開かせる。

あとがきを、明日のナージャとおジャ魔女どれみのプロデューサー、東映アニメーション関弘美氏に書いてもらいます。ナージャファンならずとも、アニメ好き・キャラクター好きの読者必読の書になります。


【もくじ】
第1章 ウィーンでの貴族生活
第2章 フランシスは白バラの香り
第3章 さらば、からくり自動車
第4章 パリでの再会
第5章 運命の女神の手招き
第6章 黒い罠
第7章 ローズマリーの野望
第8章 ナージャ、ひらめく!
第9章 仮面を取ったキース
第10章 新しい明日への扉

【著者紹介】
金春智子 : 小説も書くシナリオライター。奈良県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • METHIE さん

    からくり馬車エンジンを残して死す、一行詐欺にあう、ナージャ企画を考える。 言うまでもなく、どれみシリーズや今もなお続くプリキュアシリーズに比べると一年で終わった作品で、 散々言っていることだが「最近のロボットアニメは〜」という人はいても「最近の世界名作劇場的な児童文学アニメは〜」という人は少ない、そういう意味でも(もう14年も昔のアニメだが)貴重な作品である。 解説を務める関弘美プロデューサーによれば、当時サーズがアジアで流行しており、「様々な民族衣装を着て踊るナージャ」の衣装が作られなかったという。

  • momonnga さん

    子どもの時ナージャ好きでした。アニメは完成度が高くて大人で見ても楽しめる内容だと思いました。音楽もオーケストラを使っていてかなりレベル高いです。オープンニングは本田美奈子さんが歌っていて凄く素敵でした。ナージャの続きが見れて本当に良かった〜ナージャファンとしては嬉しい限り

  • tban さん

    倫敦どんより晴れたら巴里 懐かしいし、楽しい。おジャ魔女どれみとプリキュアの 間じゃ、そりゃあ、苦戦だわと思うのは後付けの理屈。 当時は名作劇場路線を、POPにやるんだと思い 結構楽しかったし、この本も楽しい。 ナージャはナージャだし、ローズマリーも出てくるしで よくできた小説でした。イラストがあれば、もっと楽しかった。

  • 北白川にゃんこ さん

    なるほどマジで旅立ちじゃねーの。16歳になったナージャがイケメンにモテモテしながら明日に進んでいくぞ!続編にも続いていくぞ!海外では人気だったのかナージャ。まあ、日本よりは受けそうではある。

  • reg_anjet さん

    テレビアニメシリーズの本編からだいぶ軌道修正した設定が多く、パリ(とアメリカ)を舞台に『明日のナージャ』の世界を広げていく構想だと思うのだけれども、今のところはここで物語の歯車が止まっている。第一次世界大戦が迫る時代、ナージャとローズマリーが広い世界に飛び出していくラストシーンが好きだったので、ローズマリーやキースが新天地を求める一方で、ナージャが華やかな文化の中心地に腰を落ち着けてしまうことに肩透かし感もあるけど、その評価の適否も物語がここから進まないことには判断しようがない。

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金春智子

小説も書くシナリオライター。奈良県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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