戦国おもてなし時代 信長・秀吉の接待術

金子拓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473042026
ISBN 10 : 4473042022
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
189p;19

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読書メーターレビュー

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  • Porco さん

    戦国時代の宴会でのお酒の飲み方や食事、お持たせの習慣などが紹介されていて、面白かった。信長が宴会の食事の慣例を変えたとか、安土城の天主をライトアップしたとかいうのも初めて知りました。素性を隠して旅行中の島津家久に多聞山城の案内をする城主の話も面白かった。

  • G-dark さん

    織田信長公は自分がもてなす側の時はとことん趣向を凝らしていた…というのが興味深いです。イエズス会の一行が派遣されてきた折には、自身も何度か顔を出して安土城を案内し、干柿を手土産に持たせたり。お客が帰る際、色とりどりの豪華な美しい提灯で安土城の天守閣をサプライズライトアップまでしたのだそう。自分がおもてなしをする側の時はお客に驚きと喜びをもたらすのが大好きなのに、自分がおもてなしをされる側になると様子は一変!大袈裟なおもてなしをされるのを好まなかったのだそう。知れば知るほど面白い人物ですよね、信長公って。

  • 鯖 さん

    エッセイに近い感じ。使い捨てかわらけの土器の酒器は、唇がはりついて、剥がれちゃうから、一回舐めて湿らせてから使ってねというのがよかった。一度で使い捨てというのは暗殺防止もあるのだろうか。無駄や儀礼を省き、あったかいものはあったかくしてもてなす信長のお作法。長政のどくろに金箔はったやつは嘘でしたってのも読んだんだけど、この本ではホントになってた。どっちなんだろ。

  • tama さん

    図書館本 友人が読んでたから 戦国時代に描かれた金閣寺の絵には全部の階に老若男女が満載!!うっそーっと言いたくなる。天皇がお出かけするときはお神輿に乗るんだね。だってさ屋根の上に鳳凰が付いてる!秀吉って自分が主人公で手柄話を能にさせたって、きっと客の前で演じたんだろうなぁ。「今日はまあまあの出来だな」とか言って。見せられる方はたまらんと思うが。Nifon Catange「日本気質」:招待された方ではなく、招待した側が「よく来てくれました」と感謝する気質のこと。なんかちょっとだけわかる気もする。

  • HMax さん

    信長は戦国の世のおもてなしの方法まで変えてしまったんですね。見るだけの魚や冷たい料理から、本当に美味しい料理でのおもてなし。使い捨ての土器の器から、金泥漆や陶磁製の器へ。贈り物では珍しいもの、頂戴する際には不要な物を返す(予は非常に喜んで受け取りたいが、世の手もとでは動かし続けることはむつかしく駄目になってしまうだろうから)。秀吉も信長の物まねとは言うけれど、たとえポルトガル人が刀剣を見る目がなくても、優秀でない品物を贈呈することはできない。さすがは秀吉。

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金子拓

1967年(昭和42年)、山形県に生まれる。東北大学文学部卒業後、同大学大学院に進み、文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所教授。専門分野は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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