語る 俳句 短歌

金子兜太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894347465
ISBN 10 : 4894347466
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,265p

内容詳細

戦時中はトラック島で辛酸をなめた自称“荒凡夫”である俳人・金子兜太。綿々と連なる歌の家系に生まれた“男歌”の歌人、佐佐木幸綱。短詩型という1つの“定型”を手がかりに相対する2人による貴重な対話録。

【著者紹介】
金子兜太 : 1919年生まれ。加藤楸邨に師事。東京帝大経済学部卒業後、日本銀行に入行するが応召し出征。47年、日銀復職。55年の戦後第一句集『少年』で翌年、現代俳句協会賞受賞。62年に同人誌「海程」を創刊し、後に主宰となる。74年日銀退職。83年、現代俳句協会会長(2000年より名誉会長)。86年より朝日俳壇選者。88年紫綬褒章受章。97年NHK放送文化賞、2003年日本芸術院賞。2005年チカダ賞(スウェーデン)を受賞。日本芸術院会員。著書に『両神』(日本詩歌文学館賞。立風書房)『東国抄』(蛇笏賞。花神社)など

佐佐木幸綱 : 1938年、東京生まれ。歌人、日本文学者。専攻は万葉集、近代短歌。早稲田大学名誉教授。歌人・佐佐木信綱は祖父。早稲田大学大学院国文科修士課程修了。跡見学園女子大学教授、早稲田大学教授を歴任。74年より「心の花」編集長。88年より朝日歌壇選者。08年より現代歌人協会理事長。日本芸術院会員。1971年、歌集『群黎』で第十五回現代歌人協会賞受賞。著者に『金色の獅子』(雁書館、第五回詩歌文学館賞)『瀧の時間』(第二八回迢空賞)『旅人』(第二回若山牧水賞、以上ながらみ書房)『呑牛』(本阿弥書店、斎藤茂吉短歌文学賞)『逆旅』(河出書房新社、芸術選奨文部大臣賞)他多数

黒田杏子著 : 1938年生。俳人。東京女子大学入学と同時に俳句研究会「白塔会」に入り山口青邨の指導を受け「夏草」に入会、卒業と同時に広告代理店「博報堂」に入社。67年青邨に再入門。90年、師没後「藍生」を創刊、主宰。日経俳壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • てくてく さん

    2009年に行われた対談集。俳句と短歌の差だけではなく、数代続く歌の家に生まれ育った歌人と金子氏が強調するにはいきなり出てきた俳人といった境遇の差など、主に金子氏に語らせるような形となっている。面白かったのは、俳句における「ホトトギス」の影響力の強さ、そして俳句や短歌グループで海外旅行の企画があった際、俳句の場合は師系列みたいな感じで席順が何となく決まっていることに対して短歌(ここでは馬場氏)の場合は先着順に坐るという感じで割と自由なところがある点、佐々木氏が年長の金子氏を立てる感じに語っているところ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

金子兜太

1919年埼玉県生まれ。戦後、日銀勤務のかたわら俳句活動に入る。前衛俳句の旗手として頭角を現わし、1962年に同人誌『海程』を創刊。現代俳句協会会長などを歴任。1987年から30年間にわたって朝日俳壇の選者を務める。2018年没(享年98)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品