みすゞと海と

金子みすゞ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784544200270
ISBN 10 : 454420027X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
125p 19cm(B6)

内容詳細

不世出の童謡詩人、金子みすゞ。その彼女の世界を描きつづける画家、尾崎眞吾。二人の海への想いがひとつになる。海はみんなの心のふるさと。

目次 : 1 いのちの海(おさかな/ 海のこども/ 海とかもめ/ 海の鳥/ お家のないお魚/ 波の子守唄/ 月日貝/ さざえのお家/ 大漁/ 鯨法会/ 鯨捕り/ 海へ/ 画家のことば)/ 2 メルヘンの浜辺(紋附き/ 不思議な港/ 海の人形/ 砂の王国/ 金米糖の夢/ 海を歩く母さま/ 大きなお風呂/ ひろいお空/ キネマの街/ 人なし島/ 青い空/ 舟乗と星/ 冬の雨/ 蓄音器/ 七夕のころ/ 画家のことば)/ 3 海はふるさと(舟の唄/ 帆/ 去年/ あらしの夜/ 舟のお家/ 瀬戸の雨/ 弁天島/ 小松原/ 波の橋立/ 大泊港/ 花津浦/ 魚売りの小母さんに)

【著者紹介】
金子みすゞ : 本名金子テル。1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(現在の長門市)に生まれる。大津高等女学校卒業。大正末期から昭和初期にかけて、すぐれた童謡詩を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛されながら、1930(昭和5)年、26歳の若さで世を去った。没後、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50年を経て出版された

尾崎眞吾 : 画家、イラストレーター。1944年山口県に生まれる。米国カンザス・フォートヘイズ州立大学大学院美術学部修士号取得。全日本コマーシャル協議会・フイルムフェスティバルでグランプリ賞を受賞。カンヌ・国際広告フイルムフェスティバルで銀賞を受賞。2009年、山口県文化功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    わずか26才の若さで逝去された金子みすゞさんの詩集に初チャレンジ。そもそも滅多に詩集を手にとらないので、とても新鮮な読書時間となりました。タイトルにあるように詩の中でもとりわけ'海'に関係するような作品を集められ、そこに尾崎眞吾さんの画集をあわせた一冊となっています。やはり詩は一度読んでスッとくるものではなく、きっと何度も何度も読んで、味わい深さを感じるものなんだろうなと。画集と合わさるのもステキですが、やはりあえて詩だけを目で追ってくのもいいのかなとも。何よりしっかりと音読して読むのがいいのかもですね。

  • みーなんきー さん

    表紙の美しい青に惹かれて手に取った。みすゞさんの海に関係する詩と、尾崎眞吾さんの絵とが、うまく溶け合い、静かな空気を醸し出す。青の美しさがどの頁でも際立つ。

  • チロル さん

    図書館本。みすゞの詩が「童謡集」としてまとめられることが多い理由が解った気がしました。童謡 とは、子どもの為の歌や詩 と辞書には載っています。彼女の詩は、子どもに読み聞かせる 童話 でもあるなぁ と読みながら思ったから😊 みすゞの故郷、山口県(長門市)仙崎はみすゞが生きていた頃「床下にそのまま船が入れられる船屋という家…」があったとあって、京都の井根町が浮かび上がりました🛶 仙崎は、お散歩に最適な小さな町。みすゞを傍に感じられる場所🌈 尾崎さんの絵も綺麗で素敵です。

  • ほんどてん さん

    金子みすゞさんは日本海に面した美しい漁師町仙崎生まれという事で、まさに海を歌った詩がたくさん収められています。本書を手に取った皆んなが ほっこりあたたかくなるように……。なりました。色彩豊かな画とみすゞさんの詩。ページをめぐる毎に目に鮮やかな風景が。中でも私は「魚売りの小母さんに」の詩に、とても優しいみすゞさんの気持ちを頂きました。

  • そーすけ さん

    212*著者死後の一方的なコラボは、難しい。文章を読んでもそうだけど、画家の自己主張が強すぎると感じる。

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金子みすゞ

明治36(1903)年、山口県仙崎村(今の長門市)生まれ。すぐれた童謡を発表し、西條八十に称賛されたが、昭和5(1930)年、26歳の若さで世を去った。没後作品は埋もれたが、矢崎節夫の長年の努力により、遺稿集が見つかり出版。やさしさに貫かれた詩句は、確実に人々の心に広がっている

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