バビロン 3 ―終― 講談社タイガ

野アまど

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062940726
ISBN 10 : 4062940728
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;15

内容詳細

今、世界の終わりが、始まる。

もう読みたくない――
なのにページをめくる手が止まらない!
読む劇薬、野崎まど。

日本の“新域”で発令された、自死の権利を認める「自殺法」。
その静かな熱波は世界中に伝播した。新法に追随する都市が次々に出現し、自殺者が急増。揺れる米国で、各国首脳が生と死について語り合うG7が開催される! 人類の命運を握る会議に忍び寄る“最悪の女”曲世の影。彼女の前に正崎が立ちはだかるとき、世界の終わりを告げる銃声が響く。超才が描く予測不可能な未来。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さばかん さん

    完結するのかと思ったらまさかのつづく……。      ついに世界規模に発展してしまった物語。      曲世愛、世界へ進出。      善とは――。      悪とは――。      悪の道を邁進する曲世。     正崎善は、善を守れるのか。

  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    卑小な製薬会社の不正事件が全世界を巻き込む政治的問題に発展するとは誰が予想しえたでしょう。「自殺法」の肯否は安楽死よりも広く考え甲斐のある論点です。この本を読書会の課題本にすれば「自殺法」だけで数時間は議論できそうです。そんな哲学的な論点を一挙に引きずり降ろすのはやはり大淫婦:曲世愛。最強・最悪の女。

  • まりも さん

    「自殺法」の静かな熱波が世界中に拡散されていく第三弾。副題の-終-。この言葉の意味に気付かされた時の衝撃が凄すぎる。この作品を読み終わった後は恐ろしいくらいの絶望感で包まれるんだけど、その絶望感がたまらなく好きというか、ある種の快感みたいに感じるんですよね。毎巻似たようなラストに見えるけど、無力感絶望感は更に増していくってのがこれまた素晴らしい。風呂敷の方も広がりっぱなしやけど、果たしてこれをどう纏め上げるのか。次巻もきっと野崎まどにしてやられるんだろうな。

  • aquamarine さん

    三冊目。不正事件の捜査中に遭遇した「毛や皮膚混じりの異様な血痕と、紙を埋め尽くした無数の文字、アルファベットの「F」」そんな衝撃から始まった物語は、超都市圏構想“新域”の選挙、ある法令を施行するかどうか、とどんどん変化を見せ、最後はFBIまで動き世界の話になります。副題の「終」はまさしく「終」であり「終」でもない。本としてはこれで完結でよいのでしょう。しかしなまじキャラが書き込まれているため、シリーズ通じて何度も思い入れのあるキャラにやられました。最後の展開は賛否あるだろうなあ。私は違う方が良かったかな。

  • Junichi Yamaguchi さん

    『殺します』… 超才、野崎さんの世界。 「知恵と死」 動物は自殺をしない。という言葉に、前だけを向く難しさを改めて感じる。サブタイトルの「終」で完結だと思っていたが、まさかの「つづく」… 期待して待とう。。

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