やりなおし高校日本史 ちくま新書

野澤道生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480071200
ISBN 10 : 4480071202
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;18

内容詳細

高校の日本史は暗記科目だと思っていたら、大間違い!教科書に書かれていることだけでも、そこには、登場人物の苦悩・葛藤があり、地位をめぐった手練手管など、様々な物語が存在している。しかも、歴史の解釈は日々変化しており、自分たちが習ったことが今では違っていたりするから、学びなおしには新たな発見もある。ヤマト政権の時代から大正・昭和前半までを十二の時代にわけて、エピソードを交えながら、忘れられがちなトピックを拾い上げ、解説していく。

目次 : 一学期 古代の日本(律令国家「日本」誕生までの道 ヤマト政権の時代―それはまったく道理にあっていない。改めよ/ 藤原氏の台頭と天平の外交 奈良時代―さあ、諸君!莫迦なことをするなよ/ 貴族社会を変えた大帝嵯峨天皇の改革 平安時代初期―唐風かぶれにはわけがある! ほか)/ 二学期 中世から近世の幕開けへ(日本最初の劇場型政治家?後白河上皇 平安時代末期―今様狂いには意味がある/ 執権北条氏の政治的立場 鎌倉時代―将軍になれなかったの?ならなかったの?/ 将軍家の御台様と躍動する民衆 室町時代―人は、愚かで、哀しく愛おしい ほか)/ 三学期 近世から近代へ(「生類憐みの令」の歴史的意義 江戸時代前半―ドイツ人が賞賛した卓越した君主/ 三大改革と藩政改革 江戸時代後半―リーダーたちは何を求め、何を残したのか/ 明治十四年の政変と条約改正 明治時代―議会が不要だなんて、誰も思っていなかった ほか)

【著者紹介】
野沢道生 : 1963年、愛媛県松山市生まれ。大阪大学文学部日本史学科卒。愛媛県県立学校教員(日本史)。授業用の板書ノートの解説をホームページで公開したところ、他校の生徒や有名予備校の先生も参照する人気サイトとなる。自身が土曜日に主催する市民講座「東大入試で学ぶ日本史」は現在3期目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shoji さん

    とても面白かった。特に私は奈良在住でもあり、ヤマト王権や飛鳥時代、奈良時代について書かれた「古代の日本」という章は所々ノートに書き写しながら読んだ。特に奈良時代の藤原家と天皇家の政争に関する叙述が面白おかしくて、下手な小説より楽しめました。作者は、愛媛の松山で学校の先生をなされているそうです。後書きに「歴史の先生になったのは日本が好きだから」と書かれていました。その一言がとても印象に残りました。

  • 樋口佳之 さん

    高校日本史の素養がまるで無い(非選択科目)事を痛感するお話でした。受験っていう強制の中でもきっちり取り組んだかどうかは結局残るなあ。/小学校の教科書も一部引用されていて、そんな難しい事習ったのかなと。何も覚えていない。古代中世近世近代漏れなく触れる必然性あるのかな。好きな子は良いとして、それを知る意味合いも定かで無い子には負担大きいのでは。

  • thee birdmen さん

    高校で日本史を選択しなかったこともあって、大変興味深く読みました。僕たちは今の自分があるのは昔の人たちがいるからなのだという当たり前のことをつい忘れがちです。良いことも悪いことも引っくるめて、その結果として今があるということも。印象に残るったのは『政治は国民道徳の最高水準たるべし』という言葉です。媚びない政治家の信念とそれを受け止めた国民の話。浜口幸雄の発言と当時の人たちに顔向け出来ないなと心から思う。桜の会とか…マジ、恥ずいっす。

  • ちゅんさん さん

    勉強用として。学問はどれもそうだけど歴史は特に知れば知るほど面白い。平安〜江戸時代が“歴史”って感じがしてやっぱり好きだなぁ。逆に明治以降はごちゃごちゃしてまだ整理できていないので苦手。この本は学び直しには持ってこいの良書だと思いました。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    著者の板書ノートがウェブにある(裏表紙www.geocities.jp/michio_nozawa/)今は、サービス終了とのこと。残念。ゴロ覚えもある。ふなっしーもなんども(不比等→長屋王→四子→橘諸兄→仲麻呂→道鏡→百川、048頁)。嵯峨天皇による令外官設置、法整備、唐風儀礼・文化の導入は、天皇権力・権威の強化(069頁)。

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