私のプロ野球80年史

野村克也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093885737
ISBN 10 : 4093885737
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
287p;19

内容詳細

野球のすべてを語った野村版日本プロ野球史

「1934年、ベーブ・ルースやルー・ゲーリックを中心とするメジャーリーグ選抜が来日し、全日本軍と戦い、沢村栄治が快投を見せた。その年、職業野球チーム『大日本東京野球倶楽部』が発足する。私が生を受けたのはその翌年である。つまり私の人生は日本プロ野球の歴史にほぼ重なるのである。そこで私なりの視点からプロ野球80年を振り返ってみることにした。これからのプロ野球発展のために、その記憶と記録を残しておくことは私の責務であると野村氏は言う。
「私は大の巨人ファンだった」「クビなら南海電車に飛び込みます」「『精神野球』を『近代野球』に変えた『ドジャースの戦法』とは?」「オールスターで村山実に聞いた長嶋攻略法とは?」「クイックモーションは福本豊を封じるために編み出した」「団野村は私をメジャーの監督にする夢を持っていた」「二冠王をとったのに年俸はダウンした」「『野村スコープ』誕生秘話」「『南海が一面じゃ売れない』と新聞記者に言われた日々」「日本シリーズのイチロー封じはメディアを利用した」「私は引退試合をやってもらえなかった」「各リーグ8球団にして四国や北陸に球団を作るべきだ」「永久欠番になりたければおれを抜け」……。
自身の人生秘話と、日本プロ野球80年の知られざるエピソード満載の野球ファン必読の書。

【著者紹介】
野村克也 : 1935年京都府生まれ。京都府立峰山高校卒業。南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)にテスト生で入団。三年目から正捕手。首位打者一回、本塁打王九回、打点王七回、ベストナイン十九回、MVP五回、ダイヤモンドグラブ賞一回、65年には戦後初の三冠王。70年選手兼任で監督に就任。73年パ・リーグ優勝。後にロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、西武ライオンズ、80年四十五歳で現役引退。90〜98年ヤクルトスワローズ監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kei さん

    面白い!色々なところで語っている昔話はもとより、最近では、トリプルスリーの柳田、山田両選手への考察が。野球をすごく愛しているのがよくわかります。レビューにもありますが、コミッショナーやらせてあげたいですね。

  • Kaz さん

    やっぱりノムさんは野球を愛してるんだな。だからこその苦言も含む野村節が炸裂。プロ野球界の黎明期から自身の現役〜解説者〜監督、サッカー界と比較した未来に対する提言など示唆に富む内容に引き込まれた。何より話が具体的で分かりやすい。アスリートでここまで説明が上手い人は、そうはいない。1リーグ8球団で東西の地区に分けて、プレーオフからの日本シリーズ。また、関東に集中し過ぎている球団を北陸、四国にも分散させて地域に根ざす構想などは全く合意。ノムさんこそ、コミッショナーになって欲しい。ノムさんは球界の宝だ!

  • 金吾 さん

    やはり野球に対する見識は高いと感じます。他の著書と重なる部分は結構ありますが、それでも読んでいて楽しいです。何気なくカツノリを、アピールしているのには微笑んでしまいます。

  • anken99 さん

    日本プロ野球の歴史を、ノムさんの半世紀と併せて紹介していくスタイルは、ありそうでなかったんじゃないだろうか。そういう意味では、ノムさん本としては新鮮。特にノムさんの幼少期あたりの話は、こんな時代から野球と接点があったんだ!と驚いた。

  • チョビ さん

    編年体の半生の中に「あの時こう思った」なエッセイを想像してましたが、ひとつひとつの章は現状の球界に対する憂いがこれでもか、といういつものボヤキエッセイ。イチロー選手以上に本当に某K監督嫌いなんだなー。その好き嫌いが悪くでちゃうから政治力がないと言われちゃうわけで(;^_^A。そーゆー人を支えて多分47年位、生前はそれ程関心はなかったが、沙知代夫人は意外と頑張ってたんだなーと頭が下がる。

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