ミステリを書く!10のステップ 創元ライブラリ

野崎六助著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488070687
ISBN 10 : 448807068X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
283p;16

内容詳細

ミステリ作家・評論家であり、創作講座の講師でもあった著者が、作品の執筆過程を豊富な例文や自らの失敗談を織り交ぜ10ステップにわけて丁寧にまとめた、面白くてためになる参考書。人物の描き方や視点の取り方といった技術的な部分から、読んでおくべき傑作やネタ本の紹介まで、これからミステリを書きたい人に最適な一冊。

目次 : 第1のステップ 読み・書き・読む/ 第2のステップ 題材をさがす/ 第3のステップ 調べる・取材する/ 第4のステップ 人物をデッサンする/ 第5のステップ 人物を動かす/ 第6のステップ ナレーション、視点/ 第7のステップ 時制/ 第8のステップ 構成プラン、設計図/ 第9のステップ 演習問題をいくつか/ 第10のステップ ミステリとは何か

【著者紹介】
野崎六助著 : 1947年東京生まれ。多岐に亙る評論活動を展開し、92年には『北米探偵小説論』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。94年には『夕焼け探偵帖』で小説家としてもデビュー、執筆活動の傍ら創作講座の講師を務めるなど、その活躍の幅を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記 さん

    極めてオーソドックスな内容の1冊。つまり『読んで、読み込んで』、『書いて、書きまくる』だ。されどミステリーの命は元ネタとトリック。これらソースを如何に入手するのかが鍵となる。凡そミステリーのトリックは世に出尽くしたといっても過言ではない。星の数多ほどの推理小説の何れかに似通ってしまうのは、ある意味仕方がないこと。ただ、それを如何に魅力ある新鮮味を持った作品に仕上げるのか?を著者は問うている。それには取材が肝心という。インターネットから始まり、新聞・雑誌等々、あらゆるメディアを駆使して収集しろと言っている。

  • k5 さん

    これは名著。視点や時制のところなど、文学研究書として読んでもいいと思います。ちょっと古いとはいえネタ本や取材の仕方まで紹介してくれていますし、取材した内容からイマジネーションを膨らませて実作にするところまで充実しているので、自分でも書いてみようかな、という気になります。唯一、人物デッサンの章だけスベってる感じなのですが、そこでくじけずぜひ読み通してください。

  • へくとぱすかる さん

    ミステリを書くためのガイドブック。しかしこの手の本はいっぱいあって、何が役に立つのかを判別することは、なかなか困難だろう。技術的なことは一通り読んだが、もちろんそれもひとつの方法であって、作家個人にとっては都合のいい方法を選んでいるのかもしれない。ひとつの参考として読ませていただいた。文中に引用されているいろいろな作品の断片を見ると、そちらの方を読んでみたくなる。というわけで、読むための本のガイドブックとしての役割を期せずして担っている本でもある。

  • にがつ さん

    買った勢いで全部読んでしまえばヨカッタ…。ミステリの創作についての本。ミステリは読むのも書くのもしないけど、ミステリじゃない物語を書くのにも役立ちそうだった。引用されてる本も興味深い。やっぱり書くっていうのは、無駄なものがものをいうのに違いないなーと思った。とりあえず時々新聞買って切り貼りしはじめた。

  • おちこち さん

    ミステリ評論としても面白いと思う。視点と時制の話が特に良かった。

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野崎六助著

1947年東京都生まれ。作家、文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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