スヌスムムリクの恋人 小学館文庫

野島伸司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094086447
ISBN 10 : 4094086447
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
16cm,459p

内容詳細

清人、哲也、直紀こと僕、そして望(ノノ)の四人は、計画された同級生だ。僕らの父親は同じ大学のラグビー部出身で暑苦しいほど仲がよく、ほぼ同時期に結婚し、住まいも3LDK、庭付き一戸建てのテラスハウスを向かい合わせに四角く四棟購入した。そして子作りまで同じ時期にしてしまったのだ。思惑どおり四人の男の子が生まれたけれど、最後に生まれたノノだけは少し違っていた。女の子のような外見をしたノノは、心も女の子だった。そのノノが幼い頃から愛し続けていたのは…。誰かを幸福にしたい四人の男子が繰り広げる究極の友情&ラブ・ストーリー。

【著者紹介】
野島伸司 : 1963年新潟県生まれ。88年に脚本家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shinji さん

    ドラマの脚本家さんというイメージをどうしても持ってしまって、引いた感じで読み始めたものの、あっ! という間に引き込まれました。ナオチャンの八方美人さも、テッチャンの一途さも、清人の明晰さもないけど、物語の中に入り込んで ノノを護ってあげたい、幸せにしてあげたいと心から思えた素敵な作品でした。途中 ノノの様子の一進一退は、男の子の親として考える部分が多かったですね。四人の親御さんの決断に読み手ながら尊敬するばかりです!もし、叶うのなら、この物語を映像でも観てみたいですね。

  • 佳乃 さん

    性同一性障害をテーマにしたもの。本人でなければわからないことだろうけど、社会は本当にそういった人たちを受け入れるということは難しいだろうし、社会的なことを考えると・・・そしてまた、私の周りにもいて素敵な男性になった方もいて、男らしくなっていて驚いたけれど、やっぱり心と体が一致しているってことは自分らしいってことですよね。この話にしても、ノノを守ろうとしている3人の男の子たちがまた好き。個性色々だけど、それぞれにノノを理解しようと、ノノらしくいて欲しいと思う気持ちは同じ。ノノが幸せならいいな。

  • マク さん

    悪くはないけど、設定とかあまり好きじゃない。初めの計画妊娠も好きじゃないし、ナオちゃんの八方美人も好きじゃない。というかナオちゃんは何故そんなにモテるのか。(トップモデルみたいな外見なのか。)性格や設定から外見がイメージしづらい。 清人と哲也はいい味だしてたな。正直ナオちゃんにはもったいない親友。

  • まぁいっか さん

    性同一性障害のノノと,その周りの親友が一緒にノノの苦悩と闘う友情ストーリー(ラブストーリーともいえるか)。まず,父親たちの仲がよすぎてビックリ。そんな設定ってありですか?最後のほうのナオチャンの心情があまり理解できなかった。結局手術してその後の苦しみまで一緒に闘ったのに,最後はやっぱり受け入れないの?ノノの幻覚を消したときの行動はなんだったの?やっぱりそこも八方美人のナオチャンなの?理解できない部分は多数ありましたが,苦しんでいるときが一番美しいというのは少し納得。

  • ぷに さん

    本を紹介する授業で出会った本。多くのレビューに「重い」という単語を見かけた。性同一性障害をテーマに置いてるから確かに重い。でもその重さを主にに感じさせない何かがある。それは4人の固い絆から来るものなのかは定かではないけど。素敵な終わり方でした。私もこの作品を誰かに紹介したい

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野島伸司

1963年、新潟県生まれ。88年脚本家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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